5-5.銃器設定(4)
こちらでは、銃器の中でも重火器の設定をご紹介します。
主人公ジャックがトレーラに溜め込んだ武器の数々も、この中に入ります。
また本編では第5章以降、兵器の出番が増えてくるという背景もあります。
◇
【擲弾銃、榴弾砲】
・名称:GL11(Granade Launcher)
・メーカ:グレン重工業(Glenn Heavy Industry)
・使用弾頭:GR13EX 他(口径40mm)
・プロフィール:突撃銃(グレンAR113など)のオプション装備。単体では銃把を持たない
さらに銃把を取り付けて単体運用できるようにしたものをGL11G(Gun)と呼称する
・名称:GL24〝フィスト(fist、拳固)〟
・メーカ:シュレイダー・ウェポンズ(Schrader Weapons)
・使用弾頭:40mmX46 GR-13EX他、スタン弾も使用(例:軟体衝撃弾ST-9)
・装弾数:6(リヴォルヴァ)
・プロフィール:リヴォルヴァ式の擲弾銃。暴動鎮圧にも用いる。
【榴弾(口径40mmX46)】
・GR13EX(GRanade EXplosion)
弾種:榴弾
・GR13R(GRanade Recon)
弾種:センサ弾
・ST9(Stun)
弾種:軟体衝撃弾(ゴム(に似た材質の)スタン弾)
・GR25FB(Flash Bang)
弾種:閃光衝撃榴弾
特徴:マグネシウム酸化反応のみの榴弾。人くらいなら弾かれて壁にぶつかる(このダメージが馬鹿にならない)。
ただし設備の破損は最小限。テロリストを怯ませるには好都合。ただし人質がいる所では使いづらい。
・GR16SS(Shut Shell)
弾種:散弾。
【手榴弾】
・名称:HG47(Hand Granade):手榴弾は、爆発させる中身によって型式名を割り振られている。
・HG47SS(Shot Shell):散弾を仕込んだ殺傷用の手榴弾。
・HG47G(Gas):煙幕等のガス手榴弾。
・HG47F(Flash):閃光手榴弾。
・HG47FB(Flash Bang):閃光衝撃榴弾。榴弾GR25FBほどではないが、
それでも人間の隙をこじ開けるには充分な威力を持つ
・HG(Hand Granade)26EX:一般的な手榴弾。旧型。
・HG18S(Stun):閃光衝撃手榴弾。
【軽機関銃】
・名称:LMG156(Light Machine Gun)〝グラインダ(Grinder、挽き臼)〟
・メーカ:グレン重工業(Glenn Heavy Industry)
・使用弾:5.6mmX45 高速小銃弾(制式ライフルと同実包)
・プロフィール:制式突撃銃の弾薬を転用できる支援火器。
弾幕を張って敵を牽制、味方歩兵の移動する隙をこじ開けるのが役目。
通常は歩兵1個分隊に2挺配備される。歩兵の通常装備である突撃銃と弾薬を揃えてあるのがキモで、
運用の柔軟性をこれで確保する。
・名称:LMG144〝ストーム(Storm、英語:嵐)〟
・メーカ:バッカス・エンタープライズ(Backus Enterprise)
・使用弾:7.0mmX43 小銃弾
・プロフィール:AR-110A2と同時に制式銃の座を退いた支援火器。
突撃銃の小口径化(7mm→5.6mm)に合わせ、支援火器も変更された。
弾幕を張って敵を牽制、味方歩兵の移動する隙をこじ開けるのが役目。
歩兵の通常装備である突撃銃と弾薬を揃えてあるのがキモで、運用の柔軟性をこれで確保する。
AR113ソーンとLMG156グラインダで口径を強引に変えて反発を招いた経緯から、
民兵組織、企業傭兵向けや地方警察では7.0mm弾の採用が相次いでいる。
【機関銃】
・名称:MMG78(Medium Machine Gun)〝ジャックポット(Jackpot)〟
・メーカ:シュレイダー・ウェポンズ(Schrader Weapons)
・使用弾:7mmX43mm(現存しない)
・プロフィール:速射性と命中精度の両面で、メーカの自信作。突撃銃は小口径化(7mm→5.6mm)されたが、
機関銃は威力重視のため、7mm弾が継続使用されている。
重い(約11kg)ため、通常は手持ちで使われることはなく、二脚架(通常装備、折り畳み式)などを用いての伏せ撃ちか、
銃架に据え置いて使用される。
過酷な使用にあたっては銃身が過熱して命中精度が低下するため、途中で銃身交換が必要になる。
通常は30000発程度で交換するが、連続使用では5000発程度で銃身がダメになる。
ここを心得て銃身交換の簡便性が重要視された設計で、慣れれば3秒で交換可能と言われる。
【重機関銃】
・名称:HMG52(Heavy Machine Gun)〝ビッグ・フィスト(Big Fist)〟
・メーカ:バッカス・エンタープライズ(Backus Enterprise)
・使用弾:15.5mm×106mm
・プロフィール:据え置き式の重機関銃。
信頼性に優れ、各種銃架(三脚架から旋回式対空銃架まで)に載せて使用される。
その反動から、人間が保持しての使用は事実上不可能。
◇
このように、装備がいよいよ本格化します。
分量が多くなりましたので、続きは次回にて。
本作品に関わってくださった全ての方へ、感謝を込めて。
それでは引き続き、よろしくお願いいたします。
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