太陽が海に沈んでいく。


僕の涙は潮風に流されて

消えては流れてを繰り返す。

海のように…。


君を忘れられない僕は君と行った浜辺で一人座り込んでいる。


一緒になれなかった二人の記憶を波が流していく。


容赦なく孤独が心臓を突き刺す。

夢を捨てきれない僕は君に突き放された。

当たり前だけど悲しかった。


太陽が海に沈んでいく。

僕も沈んでいく。

涙が潮風で渇いていく。


僕は、孤独と夢に向かって砂浜を叫んで走る。


サヨナラ恋人よ。


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