第34話 孤独の弊害

毎度馬鹿馬鹿しい小噺を一席

ほんとに小話ですよ

期待は禁物です。


自分のように長く孤独をやっておりますと、孤独も板についてきまして、

人と話せなくなってきますね。

話しかけるタイミングが分からなくなるし、たまに話しかけられても答える準備もできてない。

人と話してないから時事の話も分からないし、人と出かけないから街の変化も知らない。

ますます会話はずまず。

悪循環というヤツですね。


で、子供のサッカークラブについていき、コーチが少ない時に年長と小1クラスのコーチをするんですが、なぜかチビッ子とは多少絡める。かわいい。言うことは聞かないが。

で、冬は寒いんですが皆なんか一枚物の長袖のシャカシャカしたウィンドブレーカー的なヤツを着ている。

あれいいなと思った。

なんかオシャレっぽいし風通さなそうだし、皆来てるし。俺だけ昔ながらのジャージだし。

ということでヤフーショッピングとヤフオクとメリカリでウィンドブレーカーで検索するが出てこない。

なんやねんアレは

どないして調べたらええねん


孤独というのはこんな時にも苦労するのです。サッカーの人に聞けばすぐですが聞けないんですよ。


で、またいつもの盗み聞き作戦に出ました。

サッカーの試合の時に、誰か言わないかなぁと聞き耳を立てていたのです。


するとコーチが

『○○着とけよ~寒いって感じてからじゃ遅いからな~』と言い子供たちがあのシャカシャカを着ています。

ん~なんかピッケって聞こえたな~

早速ググる

出てこんやんけ、違うんか?

その後も何度か出てきます。

ビスケ?

ピスケ?

ん~違う。

結局ピスケ ウィンドブレーカーで検索してやっと【ピステ】または【ピステシャツ】であることが分かりました。

やれやれ


たいした話じゃない?最初にそう言ったろうがっ!(怒)


すいません、取り乱しました。

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