属性は何を選択すればお嫁さんにしてくれますか?
秋野シモン
プロローグ
皆さんは、魔法にどんな印象をお持ちですか?
魔法には必ず魔力が必要です。
魔力にはつねに属性というものがともないます。
魔法と武力が共存する世界『ジ・アスト』には始租の神が産み出した『火』『水』『風』
『雷』『大地』『聖』『悪』の7つの属性が存在しました。
その後、時代の流れと共に、時は流れ、属性は数えきれないほどに分化していきました。
そして、神の作り出したもっとも知恵のある種族、人間は、属性による優劣という愚かな制度を作ってしまいました。
誰か、この世界をあるべき姿へと戻せる者は...
「駄目です。このままではこの子は破滅の道をたどってしまう」
《それは我にはどうでもよいこと》
「それでは、あまりにも無責任ではないですか、それではこの子があんまりでは...」
《知ったことか。我と関わった貴様自信を恨め》
「ならせめて、この子が無事に生きれるよう」
《勝手にしろ》
「...忘れないで、あなたのことを母さんは愛しています。お父さんを恨まないで」
「どうか元気に育ってね、...ステイ...。」
その場から一人の女性と異形が去り、一人の赤ん坊が残されたのを誰も見ていない。
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