第2話 2018年8月1日 【レーザー手術】


2017年4月の半ば


いよいよ 婦人科で 子宮頸部の上皮内癌のレーザー手術をする日が やってきた。



朝9時から 開始するとの事で 8時半に病院入り


そして、病室に案内されて 術着に着替えるように言われた。


日帰り入院と聞いていたが、ちゃんとベッドは用意されてるんだ と思い 着替えていると 看護師さんが やってきて


『は〜い、今から点滴しますからね〜』


ほうほう、ほんとにレーザー手術でも 点滴とかするんだね〜と 納得していて 少し座って 休んでいたら 8時50分くらいに 看護師さんが やってきて


『では、手術室に行きますので、点滴を押しながらついて来て下さいね。』


へぇ〜、自分で歩いて行くんだぁ


なんか 変な感じ。


医師からは 局部麻酔で、20分程で 終わると聞いていたので 何だか 気が楽になっていた。


しかも、術後は 昼まで安静にして 昼食をとって 車を運転して帰っていいらしい。


なので、もちろん その日は 付き添いもなく 一人で病院を訪れたのである。



手術室に着いて 自分で手術台に上がり 横たわる


一応 心電図とか 脈拍を測る器具を指につけて 局部麻酔が始まった。


痛くないと言えば 嘘になるけど、思ったほど痛くはない


歯医者の麻酔みたいな感じだ。


横には 看護師さんが付いてくれてて 『苦しいとか 何かあったら言ってくださいね』

と、言われ 何だか心強く 嬉しかった。


レーザーを当てるのだから 熱さが時々 わかる、


たまに チクッとした痛みがあり


『先生、チクッと痛いよ〜』


と会話したりして 何だか変な手術で 少し 笑えてきた。


少し 長い間 子宮頸部にレーザーを当てていると、子宮が収縮するらしく 生理痛のような 腰と下腹部の痛みが出てきた。


『先生、生理痛みたいに痛い(泣)』


と言うと、


「子宮が収縮して痛いと思うから、一旦落ち着かすね。」


と、しばらくレーザーをやめてくれた。


そうすると 痛みがスーッと 引いていき、そしてまた レーザー手術継続。


約20分程で 予定通り終わり 自分でパンツを履いて また点滴を押して 病室に戻った。


術後すぐでも 全然普通に歩けるんだ〜と感心して、少しだけ 子宮に痛みがあるような気がしたので 1時間ほど ベッドで仮眠した。


そして、トイレも普通に行けて、お昼ご飯も しっかり完食して 何事も無かったように 車で帰宅した。


これで 治ってるといいなぁ。



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