探偵、桜井明日香6
わたなべ
プロローグ
「誰だっ!」
男は何かの気配に気付くと、ベッドから飛び起きた。
「なんだ、お前か……。そんな所から入って来るなんて、こんな時間に何の用だ?」
「何? まだ、そんなことを言っているのか? しつこいぞ。前にも言ったが、それは私たちのせいではない」
と、男は薄笑いを浮かべながら言った。
「どういうつもりだ? 私を殺すつもりか?」
と、男は自分に向けられた物を、見つめながら言った。
「ここには、探偵がいるんだぞ。そんなことをしたら、お前も――」
男は死んでいた――
男を殺した人物は、笑みを浮かべながら、その遺体を見つめていた――
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます