充足への応援コメント
「有終の美」の5分間だったのですね。こればかりは物理的な成果より精神的な充足のほうがずっと大事になりますね。「第二の人生」を楽しめない人々はそれなりにいますが、彼らは現役を終える時にこんな「最後の五分間」を得られなかったのかなあ、と考えさせられます。
作者からの返信
弦巻耀 様
コメントありがとうございます。
競技者としての生活を満足して終えられる方は多くはないかもしれませんね。目指していた目標が低い方は少ないでしょうから。
でも、引退をかけた試合じゃなくても、それ以前のところで精神的な満足なりプレー面での満足をしっかりと手に入れて、そのことを心の支えにして次の人生に踏み出している方は意外と多いかもしれません。
競技者じゃなく、指導者やトレーナーなどの立場で、同じ世界に身を置く道を選ぶ方も多いですし。
充足への応援コメント
スポーツではないけれど、転職を決めた自分とリンクしました。「これまでの全てを出し切れた五分。自己満足かもしれない。でもいいんだ。」は特に共感しました。この後の主人公はつらい場面に遭遇しても、きっとこのときを思い出して前を向けるのではないかなあ。
作者からの返信
紫藤 咲 様
コメントありがとうございます。
リスタートする際にはエネルギーがかなり必要になりますよね。結婚・離婚、就職・転職、なんでも良いのですけれど、従前の生活と変わるというのはそれだけで大きなストレスがかかると思います。
その際に、心の支えになる何かしらがあると、リスタートに苦労してもだいたいは乗り越えられると思います。
心の支えは、誰からも評価される必要はなく、自分だけが判っていれば良いこと。それが人であったり、記憶であったり、趣味であったり、何でも良いのだと思います。
作中の主人公は、これから自分が一つの区切りを満足して締められた。これはなかなかできる経験ではないと私は思っていて、主人公は強く明るく次の人生を歩んでいけると確信しています。