6話⭐正午の手伝い
学校は休むことになったから
母さんの手伝いをすることにした。
文和はリビングのソファーで朝ドラを見ている。
『洗い物は俺がやっとくから
リビングで文和と朝ドラ見てなよ』
実はこの朝ドラ、母さんが録画している。
朝は特に、何かと忙しいため
ゆっくりと見てる暇がないからだ。
「あら、いいの?」
疑問符が付いているものの
声が弾んでいるのがわかる(笑)
『たまには、朝からゆっくりしろよ』
こんなこと、滅多にないからな。
昌明の目的はわからないが
母さんにはゆっくりしててもらおう。
洗い物は二十分位で終わった。
リビングの方を見ると二人は
テレビに集中していてた。
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