4話⭐午前十時の電話
朝ご飯をたべ終え、
することもなくリビングで携帯を弄る。
そんなことをしてると母さんが
家の電話から文和に掛けた。
「もしもし、文ちゃん」
相手はすぐに出たらしい。
「突然で悪いんだけど、
高校時代の制服ってまだ持ってたりする?」
一時間後、文和が来た。
「いらっしゃい」
母はニコニコして
屈辱だ……
俺の姿を見た文和は思いっ切り大笑いした。
分かってたけどやっぱり、こいつに
知られたくなかったなぁ。
そして、手には制服が入った
紙袋を持っていた。
「事情は知らないけど
まぁ、私の制服でも大丈夫でしょう」
実は、俺と文和は同じくらいの身長だ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます