第678話 grateful dead…野ざらし

grateful dead…野ざらし 夜釣りに行った女子高生が、魚の代わりに釣りあげたのは昔の髑髏。気味が悪かったけど哀れに思ったその子は近くの寺にわずかの金で供養を頼む。寝ていると丑三つ刻に「かいもん、かいもーん!」と、諸般の事情で一人暮らしをしていた女子高生のアパートのドアをどんどんと叩く音がするので、近所迷惑だなあ、と思いながら開けてみると、そこには黒いメイド服を着た美人の子がいる。「先ほどお世話になりました髑髏でございます。今まで迷うておりましたが、おかげで成仏することができました。エロ以外ならなんでもご奉仕いたします、ご主人さま」「あ、その。もうすこし明るいうちに来られないの?」と、その子に屋根瓦と溝掃除と積んであった同人誌の整理を頼む。メイドクロだ!(←これが言いたかった) それはともかく、アメリカのバンド「グレイトフル・デッド」は直訳すると「感謝する死者」。グレートフル(Greatful)なんて綴りはない。 ※今回は「英語はおかず@_yuki_lang」さんのツイートを参考にさせていただきました

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る