クズな世界に救済を

アマフィラ

序奏・私の世界

この世界はクズだ。


人々は自分の意思で正義も悪も決めることが出来ない他人任せの者ばかり。


そして、自分が1番正しいと思い込み生活している。


例え自分の行いが悪だとしても

自分が正しいと思えばそれがその人の中で正義となってしまう。


また逆に

自分の行動が正義だとしても

他人が正義だと思わなければ

それは悪となる。


自分の行動を信じるか

世間の目を気にして生きていくか


前者を取ったものは自己中と呼ばれ


後者を取ったものは偽善者と呼ばれる


なんて汚れた世界なのだろうか




「...バカみたい。」




少数派の意見は多数派には適わない。


権力を持つものがどんなに悪い奴でも、皆逆らうことが出来ない。


逆らって殺されるのが嫌だからその人を見捨てて悪につく。



結局は世界は正義よりも悪が強く

悪の者が不思議と権力を持って

世界を正す者なんて居なくなる。




そして、いつしかこの世界は壊れ始める。



私の手によって、全てを覆してみせるから。



大丈夫、この世界にもはや法律なんてもの飾りでしかないのだから。




けど

こんなの序奏に過ぎないけどね。





「さて、始めようか









裁判を。」

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