基本的に超越者であり傍観者である主人公が、物語に対してそれなりに関わり合っていくことで、徐々に世界の姿が明らかになっていく。その過程が、世界の姿とは対照的に明るく軽快な語り口で綴られるのが魅力的な作品です。