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戦録:009【ヴァイオレッド・シーフ】
【No.009】
人物名:「空き巣の少年(本名不詳)/ヴァイオレッド・シーフ」
性別:男
年齢:17歳
所属:『
・変身後スペック
身長:189.4㎝
体重:101.5kg
パンチ力:12.1t
キック力:13.1t
ジャンプ力:ひと跳び59.2m
走力:100mを1.2秒
・必殺技:「
相手の懐に飛び込んだのちに発動する奥義。
刀で斬りかかると同時に自身を分身とすり替え、相手の影より出でた本体が相手の心臓を一突き。刺された心臓はヴァイオレッド・シーフの能力因子に侵食され、跡形もなく消滅する。
上記の行動は全ての動作が同じタイミングで行われるため、この技を防ぐには周囲360°全てへの防御手段、そして分身自身の高速移動に対応するための規格外の反射神経が必要となる。なお最大で64人まで分身を生成することが可能。
概要:
能力をもつ子供達による自治組織『
元はただの空き巣だったが、ひょんなことから変身機を手にしてヒーローになった。だが本能レベルで染み付いた盗みが忘れられずに苦悩する日々を送る。
基本的には気弱な質で、強盗をする勇気もなく誰もいない空き家からしか泥棒をしていなかった。
後述の事情で能力摘出後に消滅、死亡。
変身後の姿は『
紫の和風な意匠の戦闘衣が特徴的で、打刀を手にしている。
―――しかしこの形態への変身時には、本人の意識はひどく曖昧なものとなり、戦闘時の記憶も持続しない。
その原因は本人の能力因子にあり、彼の能力因子が本体とは個別の自意識を獲得していた為である。
本人の意思とは裏腹に「奪う」という行為に憧れを抱いていた因子の意思は初変身の際にその制御権を確立。
「リヴェンジャー」が彼の討伐に向かった際には、変身前の状態でも意識に刷り込みを行いながら制御できるほどにまで症状は悪化していた。
戦闘の最中にはついに本体の意識は完全消滅。因子の意識は名実とも、完全に「ヴァイオレッド・シーフ」本人として確立するに至る。
この状態では徐々に四肢から肉体の変質が始まっており、あと一歩討伐が遅ければ「怪人」と化していたが、油断した一瞬にリヴェンジャーの一太刀を受け、絶命。
本体の肉体はほぼ怪人化していたため跡形もなく消滅した。
その後討伐された彼の因子はユウの持つ『
―――だが、得てして窮地においてはその限りではない。
彼が万事窮す程に追い詰められたとしたなら、彼は自身の肉体を省みることなくその毒を口にすることだろう。
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