第19話 容赦なき福祉削減。偽善が人を殺す。

+容赦なき福祉削減



障害者作業所


職員「ちょっと!皆さん!作業を止めて!私の話を聞いてください!」


ヨウ「なんだろ・・」


職員「来週から、この施設は、県の補助金がカットされ、閉鎖することになりました」



障害者作業所で働いている他の障害者A「ええっ!?それじゃ!来週から俺たちはどこにいけばいいんですか!」


職員「県がハローワークで仕事を紹介するそうです」


障害者作業所で働いている他の障害者A「そ、そんな!一般企業に就職が難しい人はだっているじゃないですか!」


障害者作業所で働いている他の障害者一同「そうだ!そうだ!」


障害者作業所で働いている他の障害者B「新しく就任した花畑知事が悪いんだ!障害者施設ゼロなんてやるから・・・」


職員「これは県の障害者施設ゼロ政策だけが原因ではなく、」


職員「国の指針である。「生産性の低い障害者作業所は減らす」と言われ出したときから、ウチの施設は生産性よりも利用者の障害や病気への配慮を重視する方針で運営してきたので」


職員「ずっと前から、生産性の低い作業所として目をつけられていたようです・・」


障害者作業所で働いている他の障害者A「そんな・・毎日、頑張って!コーヒー豆の選別をしていたのに・・・」


ヨウ「おれ!もっと!コーヒー豆の選別しますよ!だから施設を潰さないでください!」


障害者作業所で働いている他の障害者一同「そうだよ!潰さないでくれよ!」「俺もっと働きますから!!」


職員「すいません・・皆さん・・・私たちが、ふがいないばかりに・・・本当にすいません!」


職員「これからはコーヒー豆の選別は障害者の仕事ではなくAIの仕事なんです!」


ヨウ「そんな・・・」



そういって、施設職員は深々とお辞儀をして謝罪した



ヨウ(結局、政府は、ニートはダメだ!ヒキコモリはダメだ!障害があろうが、働け!働け!と言いながら、月1万円の仕事すらさせなかった)



さらに、ヨウに悪い知らせが届く



ヨウの実家


母親「あんたに手紙が届いているわよ・・・年金関係みたいだけど」


ヨウ「なんだろ?」


ヨウは封筒を開ける


手紙「年金支給停止のご案内」


ヨウ「えっ!?年金の支給停止だって!」


母親「えっ・・」


ヨウ「2018年4月より、統合失調症、発達障害、うつ病患者等の年金支給を軽度の方から順に段階的に減らしていきます・・・あなたはその対象に選ばれました・・」


母親「統合失調症のどこが軽度の障害なの!うちの家庭は一体どうなるの!!障害者で無職の息子を抱えてどうやって生きていけっていうの!!!」


母親「うっ・・・」



ショックで倒れる母親



ヨウ「しっかりして!!母さん!母さん!」


ヨウ「誰か!誰か救急車を呼んでくれ!!」



医師「小金井羊さん!ですか?」


ヨウ「はい・・・先生、母の容体は・・・」


医師「残念ながら、お母様は、亡くなりました・・・」


ヨウ「そんな・・・」


泣き出すヨウ・・・


医師「心労がたったようです・・・」


ヨウ「僕が精神障害だから苦労して・・・」


医師「そんなことありませんよ・・・では、私は他の患者がいますので、これで・・・」




ヨウは病院から実家の自分の部屋で考え事をしていた。



ヨウ(


もうどうすればいいんだ・・・


精神障害で一般企業に就職できず・・・


生活保護も貰えず・・・


月給1万円の障害者作業所も閉鎖され・・・


障害者年金の支給も停止され・・


親も死に・・・


統合失調症を抱えて、この先どう生きろって言うんだ・・


毎日毎日底辺差別ばかり・・・


ささやかな人生すら、ないじゃないか・・



これじゃ!政府は死ねと言っているようなものじゃないか・・・



ハッ!( ゚д゚)



テレビ番組「ニートは殺せ!」


ネットの書き込み「ユトリ世代は使えないから欠陥品だ殺せ!」


ラジオ番組「ヒキコモリは殺せ!」


イジメ犯「あいつ!精神障害で入院したんだって!気持ちわり!マジ学校にこないで死んでくれねぇかな」


バイトの店長「いい年して正社員になれず、バイトとか・・生きる価値ないだろ!あいつ!」



そうだ!


そうだったんだ!



この社会は、そもそも俺に生きろと言ったことなどなかったんだ・・


殺したがっているんだ・・・



だが、俺はタダでは死なない!!


俺に「死ね!」と言う者


俺を「殺せ!」と人にけしかける者



俺はこれを許さない・・・


許さない・・・



長年、差別してきた奴に復讐したい・・・



苦しんでいる俺を差別して笑って金儲けするマスコミ


福祉を削減し差別と増税しかしない政府


底辺が悪い若者が悪いと偉そうに言っただけで5万円貰える自殺者3万人も出る社会を作った学者ども



奴らに復讐してやりたい・・・


奴らにも同じように障害で苦しんでもらいたい




だが、どうすればいいんだ・・・



精神障害で苦しむ俺にできるのか・・・・


健康な頭があれば・・・


もっと力が欲しい・・・


この差別ばかりで俺に対して一方的に死ね!死ね!言う社会を変えたい



力が・・・


力が欲しい



誰か助けて


誰も助けてくれない・・・


誰か・・・


誰か!!


神様どうか!!


お救いください!


神よ!どうか!




その時である。



ヨウの病気が再発し


幻聴や幻覚が酷くなりだす


そして、ある男の姿がヨウに見え始めた



差別取締局「虐げられた者たちよ!長年の差別への復讐を!!!」



ヨウ「あなたは・・差別取締局・・・ああ・・・偉大なる教友!差別と闘った偉大なるマフディー(救世主)生きておられたんですね・・・」



ヨウは、それが自分の病気による幻覚や幻聴でできたものだと気が付かない



差別取締局「汝らは、なぜ戦わぬのか・・弱者が虐げられているのに・・・神の敵がのさばっているのに・・アーラン4章」


ヨウ「は!はい!おっしゃる通りです!神の教えを聞き、目が覚めました!」


差別取締局「偉大な神は有言実行の人々を好む。ゆえに神の道のために「戦い」をする人々を好まれる。アーラン61章」


ヨウ「社会参加をすこしでも考えた僕が馬鹿でした!この社会は、僕を受け入れることはないんだ!!毎日毎日死ね!死ね!ばっかだ!ささやかな人生すら認めない!!どうか!どうか!偉大なる教友!差別取締局!私に力を!」


ヨウ「どうか!私に差別と戦う力を!お与えください!どうか!私に差別犯に復讐する力を!お与えください!どうか!私を正しき道にお導きください!アーミン」


差別取締局「敵と戦え。ハッラーが、あなたがたの手を使い、敵を罰してくださるだろう・・アーラン9章」



ヨウ「はぁぁぁぁっぁぁぁ!素晴らしい!素晴らしい!ハッラーハクバル!ハッラーハクバル!!!」








+偽善が人を殺す。タウンミーティング


タウンミーティング


花畑知事「みなさん!こんにちわ!私の障害者施設ゼロ政策に不安を感じている方がおらっしゃるようで、県庁に政策の見直しの要望書が届いております。」


花畑「今回は、このタウンミーティングでの対話を通じて、みなさんの不安を解消していきたいと思います。では質問のある方は手を・・・じゃ手前の赤い服の女性の方・・」


精神障害者の親A「私は、精神障碍と知的障害の重複障害の娘を持つ母親です。神奈川県で、また障害者作業所が閉鎖され、障害者が大量に解雇されました」



精神障害者の親A「花畑知事の、お花畑な障害者施設ゼロ宣言によって、障害者施設を廃止しグループホームや在宅介護に移行するとしましたが」



精神障害者の親A「現実にはグループホームの建設は遅れ、また障害者が入居できる民間のアパートが少ないなどの現状もあり、障害者が住める場所がないのが実情です」



精神障害者の親A「また介護ヘルパーが人手不足にもかかわらず、より介護ヘルパーの数が必要な、グループホームや在宅介護に切り替えたことで、ますますヘルパー不足になり障害者の家族の介護負担も増えました。」



精神障害者の親A「このことから、障害者施設に預けていた親の団体で作る家族会は障害者施設ゼロ宣言に不満の声を上げ、知事に政策の撤回または見直しを求める要望書を今朝、県庁を訪れ知事に提出させていただきました。」




花畑知事「あのぅ~。みなさん!色々!言いますがね!問題ありません!すべて!うまくいっています!信じれば!必ずできます!すべての障害者が健常者と同じ暮らしができます!ダイバーシティが大事なんです!」


リコ記者「知事!」


花畑「では、そこのあなた!」


リコ記者「障害者作業所が閉鎖され、障害者が無職になっていますが・・・」


花畑「これは一時的なものです。一般企業に就職させるために、もっと就労支援サポーターを養成しハローワークにもっと精神障碍者の就職支援をするように指示しました。」


リコ記者「でも、すべての人が一般企業に就職できるわけがないですよね・・・」


花畑「もちろんです!就職できない障碍者は甘えです!障害は関係ありません!テレビで有名な脳性麻痺の女性だって正社員になって結婚して子供産んでいる人がいるじゃないですか!彼女は努力すれば社会参加できると言っていました」


花畑「社会参加がうまくいっていない障害者は努力が足りないんですよ」


一同「ブー!ブー!」


リコ記者「脳性麻痺は身体障碍者で、今、削減しているのは精神障害者や知的障害者で、まったく関係ないじゃないですか!どうして身体障碍者がいつも基準なんです?」


リコ記者「ハローワークから障害者枠で就職した人の内訳では、身体障碍者は76パーセント。知的障碍者は20パーセント。精神障害者は4パーセントしか就職できてないんですよ!それだけ精神障碍者は一般企業への就職が難しいんです!身体障碍者より大変のが統計上でも明らかです」


リコ記者「なぜ社会参加が上手くいっていて一番税金が投入されている身体障碍者を引き合いに出すんです?」


花畑「なぜって・・テレビに出てくる障害者の有名人は身体障碍者ばかりだからです( ー`дー´)キリッ」


一同「あはははは!」



リコ記者「精神障碍者の問題なのに身体障碍者の意見で決まるのはおかしいですよ。脳性麻痺の障害者には年間400万円から600万円くらいの税金が介護費用に投入されているはずですよ!個人の努力だけで社会参加が成功したというのは無理があります。」


リコ記者「精神障碍者は精神病棟も廃止し治療もさせず年金も生活保護も精神障害の診断があるにもかかわらずヒキコモリだから不正受給だと停止され、1円も投入されてないんですよ!福祉が充実した身体障碍者と比べるのはおかしいですよ!キチント精神障害で苦しんでいる方々と話し合うべきでは?」


一同「そうだ!そうだ!」


花畑「そ、そんなことはありません!精神障害者だって天才がいるんです!ジョンナッシュ教授のようなノーベル賞とれる天才もいるんです!刑務所をハッキングした天才ハッカーもいるんです!やればできるんです!」


花畑「次の方!じゃ、そこの!青い服の男性の方」



障害者作業所で働いていた人「障害者作業所で先日閉鎖されるまで働いていました。私は統合失調症で一般社会参加に参加しては再発をし無職になるという人生を繰り返していました。」



障害者作業所で働いていた人「明らかに一般社会に参加が難しい人はいます!私の知り合いでも10年くらいかかって就労できる精神状態の「寛解」になり、アルバイトで働くまで10年かかった人もいます。この病気は、それほど難しいんです。むしろそういう人の方が多いんです」


障害者作業所で働いていた人「それを知事だけでなく国の指針も、精神病棟を減らし、入院期間を1年以内を9割を目指すという福祉費用を減らしたいためだけの勝手な患者を無視した数値目標を掲げています。」



障害者作業所で働いていた人「これから人口の多い団塊の世代が高齢化すると認知症患者は700万人に膨れ上がると言います。にもかかわらず、精神病棟を増やすのではなく、なぜ減らすのでしょう」


障害者作業所で働いていた人「減らしたり、退院を促進した結果。治療が受けられらず犯罪や事件を起こしてしまった場合。どう遺族や被害者、そして犯罪を起こしてしまった障害者に対して責任をとるんでしょうか?」



花畑「まず、これは差別です!統計的には、障害者の犯罪は少ないんです。障害や病気を犯罪や社会不適合と結び付けるのは間違いです」


一同「ええええ」


障害者作業所で働いていた人「統計至上主義を主張するなら、ニートの定義に入れられている人の6割は病苦障害苦じゃないですか!社会不適合と障害は統計的にも証明されているじゃないですか!」


障害者作業所で働いていた人「障害が犯罪に結びつくことはありますよ。抑うつ状態では短気になりますし。発達障害では金の使い方が荒い散財行為などで金銭トラブルになることがあります。」


障害者作業所で働いていた人「金銭トラブルが起きる障害が犯罪に巻き込まれたり、犯罪に走らないと言えるでしょうか?犯罪をやったら障害者と言わずヒキコモリとマスコミが誤魔化しているから少なく見えているだけで」


障害者作業所で働いていた人「例えば、新幹線無差別殺傷事件も自閉症じゃないですか。障害者の地域活動支援センターに通っていた。私も通ったことがあるからわかる。通うには診断書必要なんです。」


障害者作業所で働いていた人「地域活動支援センターをマスコミは自立支援センターと言い換え、診断書がないと障害者施設は入所できないのに診断書はないとフェイクニュースを流しヒキコモリと差別して障害を隠した」


障害者作業所で働いていた人「問題は、なぜ自閉症で2次障害まで発症して放浪行為の症状がでている人を、早期に退院させ、家出しても放置したのか?ということです。放浪すればするほど症状がひどくなる精神障害があったのに放置したのは失敗だった」


障害者作業所で働いていた人「障害問題があれば、問題を起こすことはあります。だから治療が必要で施設が必要なんです!それなのに福祉を削減し放置してしまっている。だから事件が起きる。本人の努力が足りないで済むなら、社会不適合と関係がないと言う障害者がいたら」


障害者作業所で働いていた人「障害者年金も生活保護も障碍者手帳も障害者枠も使用しないでほしい。障害が関係ないならクローズ。つまり障害問題を公表せずに健常者として働いてほしい」



会場にいる一同  パチパチ!!



花畑「いやいや!あなたは間違ってます!障害と社会不適合や事件とは関係がないんです!マスコミも全部言っているじゃないですか!テレビや新聞が言っているんだから間違いないんです!テレビや新聞が絶対なんです!」




一同「えええええ・・・」


障害者作業所で働いていた人「アメリカでは統合失調症患者の8割は無職じゃないですか。イギリスではホームレスに統合失調症患者がいることも、インチキBeBeCと言われるイギリスの公共放送も取り上げてますよ!日本は精神障害者をヒキコモリとかニートだと言って誤魔化している」


障害者作業所で働いていた人「なぜ、日本だけが障害者と天才を結び付けるのはいいけど、犯罪や社会不適合と結び付けるのはダメなんですか?障害問題で苦しめば低所得や無職になる。そういった現実がわからないから、生活保護制度をなくしてしまえになるのでは?」




花畑「いやいや!欧米は格差社会だから欧米の無職はかわいそうなんです!日本は豊かなんです!日本の無職はヒキコモリやニートなんです!だからモラルの低下で自己責任なんです!精神障害で苦しんでないんです!本人のやる気の問題で無気力なんです!障害者を差別してはダメです!」



障害者作業所で働いていた人「あなたは差別はダメだといいながら!底辺差別をしているじゃないですか!」


一同「あははは」



障害者作業所で働いていた人「健常者にとって日本豊かな社会でも、精神障碍者にとって豊かな社会ではありません!だから差別取締局のようなテロが起きているんじゃないですか!」


一同「そうだ!そうだ!」


障害者作業所で働いていた人「そもそも、精神障害者で、引きこもりだから悪なんでしょうか?」


障害者作業所で働いていた人「うつ病では過眠症から、いくら寝ても眠たいために、引きこもりがちになります。」


障害者作業所で働いていた人「統合失調症では、幻聴や幻覚から引きこもりがちになります」


障害者作業所で働いていた人「解離系の障害では人格が入れ替わる解離状態の時の記憶がないことの不安から引きこもりがちになります」


障害者作業所で働いていた人「妄想性障害では、近所が自分を監視しているという被害妄想から引きこもりがちになります」


障害者作業所で働いていた人「ヒキコモリはもともと精神医学用語です。明治時代からありました。精神障害を抱えればヒキコモリになるのは精神障害の症状として当たり前なんです」


障害者作業所で働いていた人「ヒキコモリだから自己責任だ。精神障害で苦しんでないんだという主張こそ、本当に精神障害のことがわかっているんでしょうか?それは本当に精神障害で苦しみ無職になるほど苦しんでいる人を差別しているのではないでしょうか?」



一同「そうだ!そうだ!」「マスコミこそ最大のヘイトスピーチスピーカー!」




花畑「そんなの!テレビや新聞が言ってない!日本のマスコミは優秀なのでゼッタイに!ゼッタイに!!嘘をつくことはありません!まさか!まさかっ!!精神障害で苦しんでいる若者をヒキコモリと言い換えてヘイトスピーチをしているなんて!絶対に!絶対に!ありません!」



障害者作業所で働いていた人「既にヒキコモリ差別で3人以上餓死しており、今後福祉を減らしていけば、追い詰められた障害者が餓死か犯罪やテロに走ることは間違いありませんが・・絶対にないんですか!」


花畑「絶対にありません!精神障害者じゃないんです!ヒキコモリなんです!ヒキコモリは厳しくすれば解決します!テロなんて絶対にしません!絶対に!ネット弁慶ですから!ブログを削除されたら殺しに来るとか絶対にありません!」


花畑「精神障害で苦しんでいる若者がヒキコモリと差別され福祉を奪われて自殺者が3万人でたとか3人餓死したとか!絶対にありません!絶対に!マスコミはヒキコモリが自殺した!ヒキコモリが餓死したからいいんだと言っているじゃないですか!!」


花畑「マスコミが言っているんだから間違いないんです!すべての障害者が社会参加できるとマスコミが!マスコミが言っているんです!ダイバーシティは世界的な流れです!日本もバスに乗り遅れちゃいけない!」



障害者作業所で働いていた人「かつて、太平洋戦争の時もマスコミが「バスに乗り遅れるな」と言い軍部と同衾し戦争を煽りました。戦争をすれば新聞の売り上げが上がるからです。ところが、戦後、マスコミは自分たちは軍部に強要されたと言って一切責任を取りませんでした。」


障害者作業所で働いていた人「マスコミは間違った場合。問題が起きた場合。自らの罪を認めたことはありません。何かを差別してそのせいにしたり、手のひら返しも平気でします。」


障害者作業所で働いていた人「そんないい加減な人たちが日本の福祉の問題に首を突っ込み偽善ばかり主張し間違った方向に進めている。そんな気がします」


障害者作業所で働いていた人「身体障碍者が旅行に行くために補助金をだせと主張し、現に飛行機やフェリーなどに身体障碍者は割引もあり国や自治体が補助金をだしています。豊島区では携帯電話料金も身体障碍者は1割の割引があります。精神障碍者はありません」


障害者作業所で働いていた人「それなのに・・精神障碍者は精神病棟に入院するのもダメだ。障害者作業所で働くのもダメだ!税金は一切使わない!一方で身体障碍者の旅行に税金を出すのを優先だとする。政府やマスコミの主張は偽善としか思えないし、どうかしていると思います」


一同 パチパチ 拍手


障害者作業所で働いていた人「障害者の社会参加。脱施設化の美名の元に結局は、単に精神障碍者の福祉費用を削って現場を混乱させているだけじゃないですか!」


一同「そうだ!そうだ!おかしいぞ!」



花畑「ぐぬぬ・・」



秘書「知事・・・ここはいったん逃げましょう・・・」ヒソヒソ


花畑「みなさん!今日はとても有意義な時間を過ごせました!しかし私の考えは皆さんに伝わらなかったようですが!今日は次の予定があるのでこれで失礼します!」


ヤジ「問題が起きたら!逃げるのか!!知事!」


ヤジ「結局、マスコミと同じきれいごとばかりで問題が起きたら逃げる!無責任じゃないか!」

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