花火はぼくの中に

何もかもがどうでもよくなって、

叫び出しそうになっている いつかの音の間

爆発音がして、赤、青、黄色、

ぼくの鮮やかな構成物が飛び散った

赤は血液と焦燥

青は幸福と憂鬱

黄色は神経と喜び


それが人に当たれば、傷つけることができる

それが夜空を背景にすれば、美しいものになれる


爆弾になるか 花火になるか

それは全部、ぼく次第だ

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