短編 暇な時間

神代 結(人間)

川崎 雅の一日目

私は音楽が大好きだ。

いつも暇な時間に聞いている。


ジャズっぽい楽しげな曲をよく聞く。


バイトをあがって、帰る道でも最新機器のホーミングイヤホンで耳につけずに音楽を聞いている。


そして私は一応、高校生だ。あんまり学校に行く必要がないから一応なのだ。

親が社長を務める会社にもう決まっているからだ。

だがさすがに他の人より知識がないのは情けないと思い、学校でならうことは勉強している。

なので留年しても、退学しても何ら問題はない。

今日の夜ご飯は何かな?

今は午後の三時。お腹は空いていなかったが、それくらいしか考えることがないくらいに暇だった。三時か…

おやつでも買いに行こう。

三時におやつを食べるという今どきの子供でもやりそうにないことをしようとしていた。

だが、外に出ようとかんがえているのにはもう一つ理由があった。

家のエアコンが壊れてしまって、この猛暑に家の中でもやられてしまいそうな気がしたからだ。

7月に入って間もないが、6月中旬まで涼しかったのに一気に温度が上がったので、めちゃくちゃ暑いように感じてしまうのだろう。

夏に食べるおやつといったらアイスだろう。

私はすぐに財布の残高を確認と出掛ける支度を済ませて、近くのアイス屋へかけこんだ。

その時に聞いた曲は暑さで集中できずしっかり聞くことができなかった。

アイスを買って食べてはすぐに終わった。

家に帰るくらいならと一時間以上何もない状態で店に居座っていた。







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