第62話 『マラソン』
高校時代に、授業で、『マラソン』が年に一回だけありました。(町内一周。広い!)
やましんは、腎臓に異常が見られたため、あまり、無理はできないといわれていました。
先生は、やましんほか、何人かは10 分ほど先に出発させました。
山あり谷あり、道に迷い、訳のわからないところに紛れ込み、走ったり、歩いたり、それでも、最後まで諦めずに走りました。
もう、夕暮れ近くになり、やっと、学校にまでたどり着いたのです。
やったあ。完走。😃✌️
あら、学校には、生徒も先生も、誰もいない。
教頭先生曰く
『ごくろさん。もう。みんな、引けて、帰ったよ。あとひとり、戻ってないかな。』
いや、まあ、信頼されてるというか、なんと、いうか。
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くたばれ❗やましん
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