第60話 『中身がない』


 買ってみたけど、中身が入ってなかった。


 そうしたお話や、類似の事象は、まあ、ぽつぽつあるものです。


 香典の中身がなかった、というお話も、聞きます。


 やましんの場合、添え書きの倍、入っていた場合もありましたが。


 そこに、何らかの意図を読むのは、通常は

失礼にあたるでしょう。


 本当に入ってなかった場合は、そう、伝えて差し上げたほうが、よい気が致します。


 『文句あるか?』


 と、おっしゃる方は、まずないでしょう。


 ときに、やましんの場合、新品のCDを買った際、ちゃんと包装されていたにもかかわらず、中身がなかったことが、ございました。


 これは、もとから、入っていなかった、と、考えられます。


 しかし、なんと、やましんが、それに気がついたのは、購入後、数年も経ってからで、また、遠方でもあり、さすがに、言い出せませんでした。


 やはり、早く確認すべきです。


 わりと、分厚いブックレットが入っていたせいで、重さに異常を感じなかったこともありました。


 まあ、まれに、そうした場合があります。


 日本製では、まず、そういう覚えが、ないですが。


 近所で買った場合でも、中身がなかったことが、ありましたが、これは、中身だけ、抜き取ったひとがいたのだと思います。さすがに、交換していただきましたが、よく在庫を持ってたものです。


 価値は別として、わりと、レアな輸入盤でしたからね。


 しかし、最大の失敗は、やましんを雇ったところでありましょう、またく、中身がなかったと、嘆いたことでしょうな。


 人事、つまり、採用担当者さまは、新卒は、多少別として、わずかな面接時間で、結論を出すわけで、大変なこととは思います。


 やましんも、ちょっと、やったことがありますが。


 お薬の中身がなかった、と、いうより、インチキだった、というのは、命に関わりますから、やはり、お薬は、信頼できる正規ルートで購入したいところですが、難病や、がん、などの場合、また、今のコロナさんの場合など、非常に厳しい場合があることも、事実でしょう。


 はなしは、もどりますが、中古やさまで、CDなど買う場合、ケースと中身が違う場合は、何度かありました。


 最近は、店員さまが、確認はしてくださいますが、クラシックや、ジャズあたり、の輸入盤などの場合は、いくらか、危ないこともあるようなので、自分でも確認したほうが、安全かもしれません。


 紛らわしいのがありますから。


 人間は、しくじるものです。


 やましんは、たにんさまの、失敗は、あまり、責めないことを、基本としております。


 とくに、年よりは、勘違いしやすく、しかも、非常に、頑固な場合があります。


 ねこに、鈴を付けるのは、簡単ではないという場合が、やはり、あるのです。


 


 


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        ぐだばれ、やましん❗






  

 


 


 


 


 


 

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