第54話 『逮捕だ?』

 これも、かなり、むかしのことです。


 うつで、休職し、復職はしたけど、いろいろ、批判もあり、もはや、これまで。


 もう、無理か、と、考えはじめた時期です。


 寝すぎて、遅刻しそうになり、ちょっとあせっており、横断歩道のほとりに、人が立っていることに、気がつくのがおくれました。


 バイクが、1台停車していたのですが、追い越して、停止線を越えてとまりました。


 その、バイクさまは、警察官さまが、乗っておられたのです。


 で、かれは、バイクをおり、やましんの流星5号の後ろのあたりを、バンバンと叩いて怒鳴られましたのであります。


『きさまあ。おれが、止まってるのに、何で行き過ぎるんだあ‼️』


 ものすごい、剣幕で、これは、射殺されるか、逮捕されるか、と、恐れましたが、車内から、心をこめて、手を合わせ、お祈りいたしましたところ、実は、やさしいかただったらしく、そのまま、スーと、いなくなりましたが、職場の近くの交番にお入りになりましたのです。


 あらあ、いつもいるよく見るかたではないかなあ。


 まことに、恐縮でありました。


 やはり、寝坊は、事故の元。


 そのご、まもなく、やましんは、さまざまな責任を感じ、この世には、いるべきではないと思い、辞職いたしました。


 なのに、まだ、生き恥をさらしております。


 今考えれば、日本では、まず、これで発砲はされないでしようけれど、かの国であれば、危なかったように、思います。


 なんせ、有色人種ですから。


 交通安全には、気を付けて、規則は守りましょう。


 あなたさま、横断歩道の停止線で、ちゃんと、いつも、止まってますか?



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


        くたばれ‼️ やましん

 


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る