第21話 『やましんが悪い』その2

 まあ、子どももつくれないまま、いまさら、宇宙人に頼んでみても、どもならないし(いやいや、クローンならば。・・・君のクローンなんて社会の毒だ!と、もと同僚や上司たちから異議が出るのは、必至かなあ。)

 

 おまけに、仕事も投げ出してしまったので、まさに生産性ゼロの極地なのだ❗(偉そうに言ってどうする?)


 あとは、年金狙ってるだけの役立たずだ。

 国民の風上にも風下にも置けないやつだ。


 と、まあ、言うか言わないかは別として、この『一億総活躍社会』のくずだ!と判断されるのは必定でありましょう。


 むかし、そういう社会があったとも、聞きますし。 


 昨年の、確定申告の会場で、かなりご先輩らしき、大変丁寧かつ、お元気そうな、おそらく税理士のかたから、『なぜ、仕事しないのかな? どうして、社会に貢献しないの?』と、突っ込まれたやましんは、たじたじと、ならざるを得なかったのです。


 まあ、『ちょとうつ』で、対人恐怖で、30分おきにトイレに駆け込む、あちこち体調の良くないやましんを、あえて雇う場所があるとも思えませんが、そのように、まじに、シリアスにお尋ね頂くと、本当に申し訳なく、情けなくなりました。


 口答えはしましたが、内心、泣きそう。


 その後、お葬式の受付など、させていただきまして、練習もしたりもいたしましたが、なかなか、これが毎日だと、もちそうにもなく、困ったもんだ、なんですね。


 企業さんは、例外はのぞいて、(重要な資格や技術があるとか、合理的な説明がつく・・・)職歴に隙間がある人の採用は、大変慎重になって普通です。


 生産性ゼロより、もうひとつふたつは、前の問題です。


 今のところは、自分の貯蓄と、奥様が仕事に行きまして、とりあえずはやってますから、世間様には、あまりご迷惑はかけていない積もりでしたが、『生産性』がない人は・・・、と、言われると、いやあ、もう、あまりにも、あまりにも、申し訳なさすぎで、この際、社会からは、やはり、ますますもう、ご遠慮すべきかしら、と思う毎日なのであります。


 まったく『くたばれ❗やましん』


 だなぁ。なのであります。が・・・・・

 

 と。でも、まだ、これで、最終回の積もりは、ございません。


 まだまだ、懺悔すべきは、たくさんあるのですから。



   



・・・🐛・・・・・🐝・・・・🐦・・・・🐈・・・・・・

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る