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お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
「さっきはごめんなさい」と謝る潔さにドラマと意外性を感じました。傲慢な街子が自分の非を素直に認める場面に、隠された一面を垣間見た気がして、はっとしたからです。
追記> 言葉が足りず申しわけありませんでした。ただ「純粋」の反対語は「我が儘」ではありませんし「善人」と同義でもありません。純粋な人には我が儘で大人げない残念な人が多いと思います。
仕事や家事に介護が重なり、疲れ果て精神的余裕を失う知人を何人も見てきました。親を施設に預けるのも辛いものだそうです。そうした過酷な現実を物語を勝手に重ねてしまいました。誤解しまして失礼しました。
作者からの返信
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
キャラクターを掘り下げるのは、短編でも長編でも難しいものです。
街子の性格は、純粋とは無縁の最低最悪な我が儘な性格のつもりで書いたはずでした。
自分の親の現状を理解しようとしない。
介護職員が長い時間をかけて食事介助をするのに、その様子を5分を見ていられない。
そのときの感情で意見がころころ変わる。
豆腐屋の笛の音さえストレス。
結局、自宅へ帰ることを言い訳にして、母親の現状からは目をそむけてお仕舞い。
自分が子どもを持ったときは、こういう子に成長してほしくないというイメージで書いたつもりでした。
上手く伝えることができず、申し訳ありません。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
タイトルの意味がわかったとき、とても胸が苦しくなりました
こういう現実があることを、それを描かれるとご決断なさった覚悟を、読み手はきっちりと受け止めねばなりませぬ
ありがとうございます
作者からの返信
重い物語ですが最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
お母さんが変わったと認めるのも、今のお母さんを見続けるのも、きっとどちらを選んでいても辛い選択なのでしょうね。
作者からの返信
正しい答えがないのが現実です。
つらいけれど、どちらか選ばなければならないかたを何人か見てきました。
身内はもっとつらいはずです。
救いのない物語ですが、最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
短い文章の中に、これだけの内容を伝わりやすく描かれていることがすごいなと思いました。極めて現実的でありながら一般にあまり知られていない場面ですよね。純粋にまだ生きていてほしいと願う家族の切なさが美しいです。
世代ならではの一例ですが、戦争帰還者の高額な年金を理由に「どんな状態でもいいから出来るだけ長く」と延命だけを要求して面会をしない家族のことも思い出しました。人それぞれの事情はあります。それでも介護は複雑な問題と様々な感情を伴いますね。
せめて社会的な偏見がなくなり、身近な事として関心が高まることを願います。そういう意味でも、良い短編だと思いました。
作者からの返信
>極めて現実的でありながら一般にあまり知られていない場面
そうなのです。それが書きたくて筆を執らせて頂きました。
面会に来なかった家族が、入居者様の退所後(退所理由は察して)に預かり金の受け取りには来た、という話を聞いたことがあります。
年金の不正受給のニュースもありましたね。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
私は小説をを通じて、介護関係の現実を書き続けたいです。
多くのかたに知って頂いて、関心が高まってほしいです。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
現実を受け入れるって、いくつになっても難しいものですね。
切ないです。
作者からの返信
年齢もそれまでの人生経験も関係ないですよね。
おつき合い下さり、ありがとうございました。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
今までみたいに食べることは出来なくなっても、生きていればそれでいい。、そう頭では分かっていても、辛い決断だったでしょう。
切ないです。
作者からの返信
食事が摂れずに、やむを得ず経管栄養になってしまうかたを何人か見ました。
身内でなくても、つらいです。身内はもっとつらいと思います。
コンテストで求められている面白さとはほど遠い内容ですが、このような現実もあることを知って頂きたくて筆を執らせて頂きました。
最後までおつき合い下さり、ありがとうございました。
お豆腐をひとくちだけへの応援コメント
こんにちは。こっそりお邪魔しております(^^)
認知症が進行すると味覚が喪われてしまいますし、アパシーや注意障害が加わると、全く食べて下さらなくなる方、おられますよね。
あの手この手で治療を試みますが、本当に……介護士さんたちのご苦労には、頭が下がります。
お疲れさまです。
作者からの返信
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。
お読みくださいまして、ありがとうございました。
介護現場で働くようになり、嚥下機能はあるのに認知症で食べられなくなるかたを目の当たりにし、衝撃を受けました。
そういう現状を多くのかたに知って頂きたく、小説の題材として選びました。
コンテストの趣旨とは異なりましたが、公開できて良かったと思っております。