『キミレンサ』

僕はキミのことが嫌いです


これっぽっちも思ってなんかいないんです


誰とどうなろうと知ったこっちゃないんですよ


でも本当は全部強がった僕の出鱈目な嘘なんです、精一杯の虚勢なんです


キミのことを考えなかった一日は存在しなくて、想わなかった時間なんて一秒足りともなかったりして


自分ではどうしようもなく好きになっていて愛していてそれでもこんな気持ちは叶わなくて遠ざかって


いつの間にかこんな歳にもなって僕は青春しているんです、キミが好きなんです


こんな僕は余裕がなくなって何も考えられなくなって全て見失ってキミを失って


今ではキミを傷付けたくないから無い頭で必死に考えて傷付けないようにしているんです


下手な事を言わないようにしているんです


それでもこれだけは変わらないんです、キミは僕の光なんです


何よりも輝いて見えるんです


だからキミに繋がるなら出来ることだけやろうと思えるんです


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