after story 櫻と栄治 1
最近、俺への呼び出しが増えている。
それが罰ゲームでの告白なら、どんなに良かったことか…
呼び出してきているのは、男子生徒で見たことがないから他クラスもしくは先輩なのだろう。
「はぁ…、いい加減嫌になったからなんの目的があって仕掛けてきたか教えて」
お忘れかも知れないが二重人格の俺は、体育会系の方の俺に任せていた。
「俺らも誰かなんて知らねえよ…ただ、下駄箱とか机の中に入ってたんだよ、お前を襲えって手紙が。」
無論それだけで行動するとは思えないもう少し聞くか。
「それで?何か報酬があったんじゃないのか…?」
「ああ、そうだよ。気になる異性とのデートをセットしてやるって書いてあった。」
「疑わなかったのか…?」
「お前に傷をつけたやつが居ただろ…、そいつが証拠でな実際にデートに行けたらしいんだ…」
そうか…、初めて呼び出されまた罰ゲームか…。と思い屋上の扉を開いたのだが、不意打ちでやられてしまった。
「どうすっかな…」
犯人が誰かわからない以上どうしようもない。
「おい、そのデートに行った女子は誰だ…」
「2年1組
2年生かー、キツイものがあるな。
まず、教室に向かうのが難易度高いし、呼び出すのも大変。
「まあ、ありがとう…」
そう言い残し校舎裏から正門へと帰った 。
お久しぶりです。
この作品の他にも色々書いておりますので見ていただけると嬉しいです。
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