第98話  助っ人

「お兄さん、それで久々に連絡くれたと思ったら恋愛相談をしたいだなんて〜」

「まあ、相談す?相手のセンスはいいけどな」

あれ?恵美の口調かわった?紗季は以前と変わらないが恵美の方はタメに近づいている感じがする。


「あの…、コイツらは?」

「俺に妹がいるのは知ってるでしょ?

その友達でタメの方が恵美でそうじゃないほうが紗季」

「よろしくお願いしま〜す」

「よろしく〜」


「あ、ああ」

まあ戸惑うよな、相談の相手が自分より年下なんだもん。



「それで〜〜〜」

「はぁ〜?」

「なんで付き合ってないんだよ」

「だよね〜」


2人は俺と同じように感じたらしい。

「それで、どうするか話してたんだがどうしたらいいと思う?」

俺は思いっきりなげた。

だって、こんなん無理やろ…

「そうですね、正直に言うなら今すぐ告りにいけって思いますね」

「それな」


おお、思ったことをズバッといっていくお二人かっけーっす。

「マジで?今から行くの?」

どうやら彼は冗談がわかってないらしい。

あれ?ってか俺まだ名前聞いてないよね?どうしよう今聞くか?

でも彼とはこれっきりだろうしいいや。


「それで、冗談はそこまでにして、本当にどうするの?」

「えっ?冗談じゃないんだんけど」

「えっ?」

冗談じゃないの?恐ろしいねこの子たち


「それじゃあ、行ってみよ~」

「「お~??」」

「がんば~」


なんだこれ、たいして相談せずに告白することになってるけど大丈夫?

失敗したら俺ボコられない?

まあ、失敗することは早々ないと思うけど


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