第59話 土曜日

さてさて、ハロウィンも終わり今日は土曜日。

京と出かけるのは日曜日なので、今日はゆっくりとしておこう。

再び毛布をかぶり夢の中へといざなわれた。


「いよいよ、明日・・・」

私は明日のデートのプランを最終確認していた。

「京も、いろいろあるのね~」

「なんでお母さんがいるの?」

部屋の鍵は確かに閉めたはずだ

「ピッキングしちゃった。(∀`*ゞ)テヘッ」

「いや、(∀`*ゞ)テヘッッじゃないでしょ、私にプライバシーってないの?」

いくら母親だからって、いつでも入ってきていいわけではない

「まあ、まあ久々の再開なんだからそんなこと気にしないでさ~」

あぁ…なんで、こんなにも自分の母親は自由奔放なのか

栄治君のお母さんは、しっかりしていて理想的なのに私のお母さんと言ったら…

「それより、どこを回ることにしたの?」

「えーっとね…、ってなんで言わなきゃいけないの!!」

お母さんに話したら絶対ついてくるに決まってる。

そんなことするのかって?私のお母さんだよ?するに決まってるじゃん!!


「えー?いいじゃん別に~」

お母さんもいい歳なんだからそうやって歳に見合わない行動をとるのはいい加減やめていただきたい。


「それより、早く出てって」

「え~」

文句をぶーぶー垂れていたが強制的に退出させた。

「はぁ…久々にお母さんの相手をしらから疲れた」


かれこれ、2時間くらいが経った。

「とりあえず、回るルートは決まったから後は着ていく服か~」

どんなのがいいかな、清楚系?それとも誘惑系?誘惑系なら下着もそうしないと…

でも清楚からのギャップも…

「って、なんでそっちの方向に考えちゃってるの///」

いけない、部屋の外にはお母さんが聞き耳を立ててるかもしれないのに

っと、服どうしようかな、ミニスカのほうがいいのかな?そうだったら生足?それともタイツ?栄治君の好みがよくわからないから困るなぁ…


※私は、どっちもイケます


寒かったらミニスカはきついんだよなぁ~

かといってズボンをはいていくのはなんか駄目な気がするし…

「せめて、ロングかなぁ」

ロングなら、ズボンよりかは寒いかもしれないけどミニスカよりは暖かい。

ちょっと、栄治君のところに行って生足とタイツどっちのほうが反応がいいのか調べてこよっと。


「栄治君、起きて」

「ん~…」

眠い目をこすりながら栄治君は目を覚ます。

「おはよう」

そこから、数分話をして一時撤退してきた。

「どうなんだろ…、生足を強調してきたけど反応はよくわからなかった」

私は、タイツをはき再び栄治君の部屋へ戻った。


再び、数分話をして私は部屋を出た。

「タイツのほうが、視線を強く感じた」

女子はそういった視線に敏感なのですぐにわかる。

   怖いね…


「よし、明日はいっぱい楽しもっと」

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