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「よし、じゃあ行ってみよっか」

「うん!」


 あなたの決断にリコスも満足そうに弾んだ声で返した。こうしてあなた達は早速丘を降りて、上から見えた地上絵のあった場所に進む。何度か道を間違え、その度に近くにいた人に話を聞きながら徒歩にして約2時間、ようやく2人は地上絵のある場所まで辿り着いた。


「お……おう」


 あなたは真実を知って落胆する。間近で見た地上絵は実は観光で作られた、特にそれ以上の意味はないものだったのだ。隣で同じ景色を眺める彼女もまたがっかりした表情を浮かべている。


 折角ここまで歩いてきたのに期待外れのものを見せられ、あなた達は肉体的にも精神的にもかなり疲労してしまった。これはどこかで埋め合わせをしなくてはいけない。


 あなたはしばらく腕を組んで考え、それから結論を口にした。



 ここでがっかりしていても仕方がない、先に進もう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886569664

 ここまでずっと歩きっぱなしだったし、少し休もう

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886572386

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