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満足したあなたは上機嫌で道を歩いていく。この時、あなたは人探しをしている事をすっかり忘れてしまっていた。
そうして次はどこに行こうかと心ここにあらず状態でしっかり前を見ずに歩いていると、前方から歩いてくる挙動不審な男にぶつかってしまう。
「いてぇ! てめえどこ向いて歩いてやがる!」
突然怒号を浴びせられたあなたは、そこで正気に戻る。目の前でいちゃもんを付けている男は、見た感じですらまともな状態でない事が丸分かりだった。こんな輩とまともにやりあってもただの時間の無駄になるばかりだろう。
そう判断したあなたが男を無視する形で通り過ぎようとしたその時だった。
「無視してんじゃねぇよこらあっ!」
男はすれ違いざまに大声で叫んであなたを牽制する。この男の言動にあなたは戸惑ってしまった。ぶつかってしまったのは確かだと言う事で、あなたの中で葛藤が始まる。
事を大きくしたくもないし、ここは謝って穏便に済ます
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886541602
降りかかる火の粉は払うしかないので戦う
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886541620
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