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「え、えっと……」
返事を濁されて、リコスの表情は途端に曇っていく。その表情の変化に戸惑ったあなたは焦って手をデタラメに動かしながら何とかフォローしようと言葉を探した。
「え、えっと、その、いや、別に、嫌だとか、そう言うんじゃなくて、あの……」
「いいよ、無理は言えないよね」
あなたの心情を分かった上で、彼女は寂しそうな表情を浮かべる。言葉の選択を失敗したと思ったあなたはどうしていいか分からず、思わず無口になった。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886490906
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