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「あのさ」
「ん?」
「転移魔法が使えるなら直接目的地に飛べばよかったんじゃない?」
ここが目的の場所なら転移後に道をずっと歩く必要もないはず。あなたはこの疑問について直接口にする。リコスは少し驚いた表情になった後、すぐに表情を曇らせた。
「そう出来ない事情があるんだよ」
「やっぱり訳アリだったんだ」
そこからはまた会話が途切れてしまった。気まずい雰囲気になってしまって困ったあなたはこの状況を何とかしようと無理やり話題をひねり出す。
「えっと、ほ、ほら……」
さて、この続きはどう言う流れに持っていこう――。
「この空がいいよね」と空の雄大さを訴える
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886437923
「この風が心地良いよね」と吹き抜ける風の感想を口にする
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886424135/episodes/1177354054886443272
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