突発的俺設定メモ(その9・テクノロジー(?)ネタその2)
未だにジャンルについて悩みつつも。
ネタを思いついたのですぐさま投入。
では前置きはさておいて、いってみよう!
○女子大相撲の組衣(シングレット・レオタード)について。
秋津洲世界での女子大相撲では廻しの他に、組衣と呼ばれる基本的に袖なしの体に密着するタイプの衣服を着用することになっている。
これは対魔法用魔法がエンチャント(定着化)され、炎や氷の魔法攻撃などを受けても燃えたり焦げたりしないようになっている。このため、乳房や局部などが露出しないので、女子力士はそういったことを気にしないで相撲を取ることができる。これは廻しも同様である。同時にこの魔法は身体にも有効なため、皮膚や髪などが燃えたりやけどするなどといったことも基本的にはない。
幕下以下の女力士は基本的にこの機能のみで、色は黒一色で体に密着したレオタード状の装束(シングレット)か、上が白、下が赤色の巫女装束に似た装束で、規定の布生地製の組衣を着用することが義務付けられている(廻しは黒もしくは灰色のもの(稽古用と同じ)を着用する)。
十両以上の女力士は、金属類などが装着されておらず、乳部が極端に露出しないことなど以外は、色、形、機能などは基本的に自由になっている。
十両以上の女力士が着用する組衣には様々なタイプのものがあり、上下セパレート型、柔術着に似たタイプ、水着型、様々な職能(職業)の仕事着(ユニフォーム)に似せたものなどが存在し、それぞれ身体能力向上魔法や攻撃・防御などの共通魔法、高級なものになると疑似職能魔法などが付加されているものもある。
女力士の中にはそういった組衣を複数、あるいは多数所有し、取り組みごとに着替えて、取り組みの相手に対応する、といった力士も少なくない。
組衣の中には(立体)ホログラフィを身体の周辺に投影する機能を持ったものもあり、土俵入りや取り組みで土俵に上がるときなど、身体の周囲にタニマチなどのスポンサーの広告などを投影する女力士もいる。
中にはそのホログラフィ機能を使って分身をしたり目くらましをするなど、取り組みに使う女力士もいるが、観客などの評判は良くないようである。
機能を持った組衣の中には、着用者の意思により、その機能や見た目などを変更できるものがある。これにより取り組みの最中でも機能を変更し、様々な場面に対応させようとしているが、そのようなものは(超)高級品であり、また変更させるタイミングや制御などが難しかったりするため、使う(使える)女力士はごく一部である。
機能型組衣を多数所有していたり、機能変更型組衣を所有し、使用可能な女力士は「どの組衣を着て土俵に上がるか」も、相撲の駆け引きの一つとなる。
「ハッケヨイ!〜虹色の乙女力士〜」本編の「結びの一番」時点での天ノ宮の組衣は彩色や生地など以外はなんの機能もない組衣であるが、「初顔合わせ」時点の天ノ宮の組衣はそうではない。そして、所有している組衣も一着だけではない。
十両以上の組衣には過去の相撲大会で優勝した印などを縫い付けることが許されている。姫美依菜の全秋津洲女子相撲選手権での優勝などがそれに該当する。ただし、それはその個人の自由によるため、例えば天ノ宮はそのような印を組衣には縫い付けていない。
化粧廻しなどと同じく、組衣もタニマチなどから贈られる女力士も多い。
また組衣は脳内組み込み型デバイスなどと同じく魔法メーカーなどの開発の対象であり、日夜激しい開発競争が繰り広げられている。
しかし、組衣で優劣がつくほど相撲は甘いものではなく、最後はその女力士個人の資質や技量、運などによるものである。
以上。
そんな感じで。
それでは、また。
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