『第15話 大人たちは気遣われる』について感想書いてく


(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886501358

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886501358/episodes/1177354054886607277



 襲撃と撃退に隠された意図を考えるエピソード。

『上』の人間たちの企みについて思いを巡らせる現場の者たち。


>「このタイミングで母親と同じ金髪になったのも、役人うえに話を通しやすくするためだろうな……まったく、えぐいことしやがる」

「そこまでするか?」

「するだろ」

「するかなあ?」

「するんじゃないか?」

「するか」

「するする」



 不覚にもちょっとかわいいと思ってしまった。

 段々と意見が愚痴の方で一致していく様子が見ていて面白い。この部分で、短い台詞の連続によってキャラの気持ちというか雰囲気の移り変わりを表現するのは良かった。いるよね時々。ヤバいくらいに頭が切れる上司。

 他にも、エピソードの最後の台詞も印象的だった。こちらは少し毛色の違うものだが、マイカの気持ちをうまく言い表せていたと思う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る