第二幕ノ十七ガ結 松竹屋の桃源郷――人間ではない人間


 夕餉ゆうげを済ませ片付けも終えた八重が、松竹屋の廊下を胸を高鳴らせながら柚葉と共に歩いていた。

 松竹屋に来てからというもの、忙しくて大好きなお風呂に入ることができず、仕方なしに身体を吹くだけで済ませていたのだが、今日やっとお風呂に入ることが出来ることになったからだ。


「八重さんって、本当にお風呂が大好きなんですね。そんなに嬉しそうにお風呂場に行く人なんて、みたことありませんよ」


 八重と共に廊下を歩く柚葉が、八重のあまりにもルンルン気分な様子を見て、微笑みながらそう言った。

 そ、そうですかぁ? と八重はいいつつも、やはりお風呂に入れることがよっぽど嬉しいらしく、その表情は綻びっぱなしだった。

 やがて廊下の突き当たりまで来ると、温泉マークのついた暖簾が下がっている入り口が現れた。そしてその横に、女湯と書かれてある札がついてあり、柚葉はそれを指さして、


「そもそも松竹屋には女性しかいないので、こんな札は必要ないとは思うのですが、双葉御姉様が絶対に必要だと仰ってとりつけたらしくて……」


 苦笑しながら言った。どうやら双葉は、かなり几帳面な性格のようらしい。八重は、どんなリアクションをすればわからなかったが、とりあえずえへへ……と苦笑いをしてお茶をにごすことにした。


「それでは、入りましょうか」


 にこっと笑う柚葉に、八重もにこっと笑いながら、は、はいぃ~♪ と弾んだ声をあげ、二人は暖簾をくぐって中へと入った。

 中に入ると、そこはかなりの広さを有した脱衣所で、数十個のかごがいくつもの棚の中に添えつけられ、その籠の中にはお風呂に入っている少女たちの抜け殻とも言うべき着物が放り込まれていた。

 二人は、中身が空の籠の前へと行き、帯に手をかけおもむろに服を脱ぎはじめる。そして、八重が着物の帯を緩めて襦袢姿になった時、


「あっ……!」


 八重が何かに思いあたったような声をあげた。なんだろうと柚葉は首をかしげながら八重に、


「どうしました、八重さん?」


 と、問いかけるが八重は、いっ、いえっ、そ、そのぉ……と顔を赤らめてわたわたとするばかり。

 ははぁ。さては、八重さん恥ずかしがってるんだなぁ。

 そう思った柚葉は八重に近寄り、襦袢の帯に手をかけ、


「大丈夫ですよ~八重さん。同じ女の子同士なんですから、恥ずかしがることはありませんよ~」


 うふふ~♪ と、ほんのちょっぴり意地悪な笑みを浮かべながら八重の襦袢の帯を緩めはじめた。


「いっ、いえっ! そうじゃなくて、あの、そのぉ……!」


 顔を真っ赤にしながら抵抗しようとする八重だったが、時すでに遅し。柚葉が慣れた手つきで八重の襦袢の帯を緩めてしまうと――――、

 ごっ!!

 という鈍い音が床に響いた。


「何の音です?」


 床に視線を向ける柚葉。するとそこには、紅葉の置き土産である『爆乳』の文字入りの巻物が転がっていた。どうやら八重は、朝餉の準備の時に胸元に突っ込んだまま、取り出すのを忘れていたらしい。それが襦袢の帯をゆるめたおかげで、自由になった八重の胸の谷間から落ちてきたのだ。

 あ、あうぅ……と頬を赤らめる八重。

 え、ええっと……ど、どうしよう……。柚葉も頬を赤らめながら、どう対応したものかと思案する。そして、朝の双葉の身の振り方を思い出した。


「あ、あの、松竹屋のお風呂はとても広いのですよ。まるで江戸の町の銭湯の一つがそのまま移転してきたかのような広さで…………」


 とまあ、出来るだけ何事もなかったかのように床に落ちた巻物を拾い上げ、それを八重の前の籠に放り込んで松竹屋のお風呂についての話を披露した。すると、お風呂好きの八重が柚葉の話に食いついてきた。


「そっ、そぉなんですかぁ。そんなに広いお風呂でしたら、そ、その、迫力がありそうですぅ」


 期待感に身体を揺らしながら、キラキラと前髪の奥の瞳をきらめかせる八重。


「……そうですね。とても迫力があると思います」


 襦袢に締め付けられることのなくなった八重の本来の胸の大きさと、八重の動きと連動してたゆんたゆんと揺れる胸に、羨望を越えた驚愕の眼差しをむける柚葉。

 すると突然、柚葉はくるりと八重に背を向け、ペタペタと自分の胸を触りはじめた。凹凸がほとんどないという現実に、一体……この差はどこで生まれるんだろう……と、はうぅ~……と涙目になりながら床に脱ぎ捨ててあった着物類を籠の中へと放り込んだ。そんな柚葉の哀愁を帯びた小さな背に何やらただごとではない印象をうけた八重が柚葉の背に声をかけた。


「あ、あのぉ……ど、どうかしましたかぁ……?」


 気づかわしげな声をかけてくれる八重の一言に、びびくんっ?! と身体を大きく跳ねさせる柚葉。そして八重の方へと振り向き、両手と頭をブンブンと振りながら、


「いいいいいえいえいえいえいえっ! 別になんでもないんです~! なぁ~~~んでもぉ~~!」


 あははぁ~~!! と屈託のない笑みを浮かべる柚葉であったが、その瞳にはちょっとの哀愁の色が宿っていた。八重はそれを見て、小首をかしげながらも、柚葉さんがそうおっしゃるのならぁ……とそれ以上の追及はやめておくことにした。


「さ、さてっ! 浴場へといきましょうかっ!」


 柚葉は、少しわざとらしい陽気な声をあげながら、八重より先んじてお風呂場へずんずんと歩いていった。心中は、半ばヤケクソだ。八重は柚葉の妙な振る舞いにさらに小首をかしげながらも、は、はいぃ~♪ と柚葉に負けぬ弾む声でそれに追従していった。

 そして柚葉が浴場の引き戸に手をかけ、それを思いっきり開けると――――、


「――――わぁぁ♪」


 と、八重は嬉しさに感極まるといった歓声をあげることになったのであった。

 柚葉のいうとおり、浴場の広さは江戸の町の銭湯並み――いや、それ以上といってもいいほど。浴場の壁には堂々とした富士の絵が描かれ、浴場の雄大さを後押しするような見事さである。身体を洗う場も広くスペースが確保され、ヒノキで作られた大きい浴槽がデンと富士の絵の下に設けられていた。そんな広い浴場に、今は八重と年齢が同じくらいかそれより少し下の少女たちが、きゃいきゃい声をあげながら思い思いの入浴を愉しんでいた。


「あの浴槽は左側が浅くて、右側が深くなっているんですよ。そうしないと、禿かむろの小さい娘たちが溺れてしまいますからね」


 柚葉の説明を、八重は上の空でコクコクとうなずいた。八重としてはそんなことなんかより、早く湯船につかってこの世の天国に行きたくてしかたがない。そんな八重の様子に気づいた柚葉、ふふっと微笑みを浮かべて八重に言う。


「お気持ちはわかりますが、まずはお互いに身体を拭きあげてから湯船につかりましょうね」

「はっ、はいぃ~♪」


 八重は、柚葉の言葉に待ってましたと言わんばかりの弾んだ声をあげ、浴場の入り口に積み上げられていた木桶を一つ持って、浴槽へ向かって歩み始めた。

 すると、八重が浴場へと足を踏み入れた瞬間、きゃいきゃい声をあげていた少女たちの声がしーーーんと鳴りをひそめたのである。その突然の変化に、八重は思わずうろたえた。そして八重に注がれる視線の波。いや、正確には、八重の胸に注がれる視線の波といったほうがいいだろう。とにかく、沈黙の中、おびただしい視線の矢が八重の胸に突き刺さっていた。


「あ、あうぅ……」


 頬を赤らめながら、耐え難い視線の波に対して、しゅぅ~んと身を縮こませる八重。そんな八重の元に、柚葉が複雑な表情を浮かべてそばに歩み寄った。


「え、ええっと……と、とりあえず、八重さんは自信を持ったほうがよろしいと思いますよ?」

「ふぇ……? じ、自信って……な、なにの自信を持てばぁ……」

「そ、それは……その~……」


 そのスイカのような胸ですよと喉元まで出かかったが、柚葉はなんとかそれを飲み込んで八重に会釈をして誤魔化した。その間に、浴場にいた少女たちが八重と柚葉の周囲に続々と集まってきて、八重の胸を至近距離でまじまじと見つめ始めだした。


 ……重くないのかな?

 ……肩こったりしないのかな?


「さ、さあ八重さんっ。まずは身体を洗いましょう」


 柚葉がそう言って、八重の手を握って身体の洗い場へと歩みはじめると、集まっていた少女たちがさぁ~~~~っ! と、さながらモーセの十戒のように二人の道を開けた。

 そんな状況に、八重はいったいどうしてこんなことになってるんだろう。どうしてこんなにわたしが注目を浴びてしまうんだろう。恥ずかしいなぁ……と頬を赤らめるばかりであった。

 今の八重の状況を男性に置き換えてわかりやすく説明させてもらえれば、公衆浴場に入ってきた男のアレが他を圧倒する巨大さを有しているために、周囲の男共の尊敬と畏怖を一身に集めるというような状況だ。まあ、なんにせよ、八重が他の少女たちから一目を置かれたということである。

 洗い場で柚葉と八重が身体を洗っている間も、少女たちは八重に視線が釘付けになったままであった。八重からすれば、ここまで他人に注目を浴びたのは初めてのことで、元来の赤面症もあわさって、恥ずかしさで顔だけでなく全身が真っ赤になってしまっていた。

 なんとか八重を助けてあげたいが、この状況には柚葉もどうしていいかわからない。八重さんのおっぱいを見ちゃダメです!! なんて言えるはずもない。それはそれで八重を傷つけそうな気がしてならないのだ。

 と、ここで柚葉に天啓きたり。


 そうだっ! 早く湯船に入って、皆から見えなくすればいいんだっ!


 そうと決まれば早速実行。善は急げ。鉄は熱いうちに打て。巨乳は隠せ。

 柚葉はすっくと立ちあがり、まだゆっくりと身体を洗っている八重に木桶の中のお湯を頭からぶっかけた。


「ひゃうっ?!」


 柚葉はびっくりして頭に両手をやる八重の腰を、しっかとつかんで八重を立ち上がらせ、


「さあさ、湯船へと参りましょうっ!」


 うろたえる八重をそのまま浴槽の前へと押して行った。そして浴槽の前へとつくと、さあさあどうぞどうぞと八重に早く湯船につかるようにと必死になって促した。


「……で、ではぁ、お先に失礼いたしますぅ」


 怪訝そうな表情をしながらも、やはり湯船の魅力には勝てないようで、八重はゆっくりと湯船に右足をつっこんでいった。

 うぅ~~ん――熱くもなく、ぬるくもなく、とてもいいお湯ですぅ♪

 想像以上のすばらしいお湯加減に身体を震わせて喜ぶ八重。そして八重の身体の振動に合わせて小刻みに揺れる胸に、少女たちの目はまたも釘付けとなっていた。なぜなら八重の胸を凝視する少女たちの心は、とある疑問でいっぱいになっていたのだ。


 ……浮くのかな?

 ……やっぱり、浮くのかな?


 ワクワクした面持ちで、八重の入浴をじっと見守る少女たち。

 そんな少女たちの見守る中、八重はお湯加減を愉しむようにゆっくりとじわじわと全身を湯船に沈めていく。

 そして、八重の全身がつかったところで、少女たちは息をのんだ。ついで、八重も息をのんだ。


「ふわぁ~……良いお湯ですぅ~……」


 恍惚という表現がこれほどまでに似合うような顔があるだろうか。幸福。昇天。ヘヴン状態。ともかく、八重にとってこれ以上ない幸福感が、八重の心を満たしていった。

 そして、八重がお湯につかってから遅れること三秒。件の巨大な物体が、ぷかぁ……と湯船の水面にこんばんは。


 浮いたぁ~~~~~!!


 少女たちの歓喜の大声が浴場いっぱいにあがり、八重は、ひゃうっ?! な、なにがですかぁ?! とびっくりして慌てて辺りを見渡してみるが、別に変ったことはなく、小首をかしげた。気づかぬは本人ばかりなりだ。


「ま、まあ、八重さん、お気になさらず…………」


 そう言いながら八重の横で湯船に身を沈める柚葉だったが、その目線は八重の胸に釘付けになっていた。

 むぅ~……いっそのこと、八重さんに聞いてみようかなぁ……どうすれば大きくなるんですかって……。

 歓声をきっかけに、浴場の中は当初のように少女たちの、きゃいきゃい戯れあう声に満ち始めていた。

 その中の幾人かの少女たちが八重のそばへとちゃぷちゃぷと近づいてきて、尊敬のまなざしを向けながら話しかけてきた。


 松竹屋での日々には慣れてきましたか?

 八重さんって、おいくつくらいなんでしょうか?(色んな意味で)

 八重さん、前髪をあげたほうが可愛いですよぉ!

 す、少しだけ触らせていただいても……。


 八重はそんな少女たちの言葉に、一つ一つ出来る限り答えていった。まあ、最後の少女の願いに関しては柚葉がストップをかけたのだが。

 ぎこちない笑みではあったが、八重が笑みを浮かべながら松竹屋の少女たちと打ち解けていくさまを見て、柚葉もほっと胸をなでおろした。よかった、八重さんが皆と上手く馴染んでくれそうで。

 そんな折、話の矛先がふとしたきっかけで双葉のことへと向かった。


 ところで双葉御姉様っていつまでたってもお若いよねぇ。

 ほんとほんと! まるで御歳を御取りになっていないようだよねっ!

 すごいなぁ。きっと、わたしたちなんかには想像もつかないような努力をしてなさるんだろうなぁ……。


 はぁぁ~……と、うっとりとした目つきでため息をつく少女たち。

 双葉の真実を知っている八重としては、どんなリアクションをとったらいいのかわからない。とりあえず、え、えへへぇ……と引きつった笑みを浮かべて誤魔化すと、少女たちがそろそろわたしたちはあがりますと言って、浴場から出ていった。

 すると、それを皮切りにして、先に浴場へと入っていた少女たちが一斉に浴場から出ていき、広い浴場の中には柚葉と八重の二人だけを残すところとなった。


「ふぅ……これでようやく八重さんも心置きなくお風呂を楽しめますね」


 柚葉が笑みを浮かべて言うが、八重はそれを手放しで肯定するわけにもいかず、やはりいつもの、え、えへへぇ……という苦笑いを浮かべるしかなかった。

 しかし実際のところ柚葉の言う通りでもあったので、八重は今の落ち着いた時間を利用して、心ゆくまでお風呂を愉しもうと思った。こんな大きなお風呂でゆっくりできる機会なんてそうそうない。化け物長屋のお風呂も広いことには広いが、基本的に誰かがいてその誰かが八重に絡んでくることが多いので、八重としてはこの機会に思う存分大好きなお風呂を堪能したかった。

 二人の間に流れる沈黙。浴場に響くのは、八重の幸せそうな、はふぅ~~~……という吐息と、時折柚葉がちゃぷんっと手で顔を洗う音だけだ。

 そんな中、柚葉がふいに八重に問いかけた。


「八重さん。今日の紅葉御姉様の身請けの件――どう思いました?」

「ふぇ? ど、どうって……」

「そうですよね。言葉も出ないくらいうらやましいですよね。紅葉御姉様は、今日から人間になることができたのですから……。うんっ。わたしも早く、そうなれるといいな。あ、もちろん、八重さんもねっ」

「ひ、人間に……なる……」


 そう言えば、紅葉さんが双葉さんに抱きついていた時にも同じことを言っていました。自分を人間にしてくれてありがとうって……。いったい、どういうことなんだろう。

 おずおずと八重は柚葉に聞いてみた。


「あ、あのぉ……。人間になるって、そ、そのぉ、どういうことなんでしょう……」


 八重のこの言葉に、柚葉はキョトンとした表情となって逆に聞き返してきた。


「え? 八重さんって、人間なんですか?」

「ふぇ?! え、ええっとぉ……そ、そのぉ……」


 さて、柚葉のこの問いの答えは中々難しい。素直に、はい人間ですと大ウソをかますか、いえ、わたしは人間じゃないんですぅとか言いながら首でも伸ばしてやるべきか。

 八重がうぅ~ん……と迷っていると、柚葉がくすっと笑って、


「まあ、この質問は変でしたよね。八重さんもわたしや他の皆と同じだからこそ、御楼主様が松竹屋へとお連れ下さったのですから」


 と、都合よく解釈してくれたので、八重はとりあえずいつものえへへぇ……という苦笑いを浮かべて話を合わせることにした。


「ねえ、八重さん――お互いに、頑張りましょうね。そして、早く素敵な先生方に身請けをしていただいて――わたしたちも、人間になりましょうね」


 儚げで、そしてどこか自嘲めいた、とても複雑な笑みを浮かべる柚葉。


「はっ……はいぃ~……」


 八重はこの場は適当に相づちを打ちながらも、今度、双葉さんに聞いてみよう。人間になるって、いったいどういうことなんだろう。この松竹屋の女の子たちは――どうして自分達が人間じゃないなんていうのだろう。と、強く心に決めるのであった。

 八重が沈痛な思いでそう決心したちょうどその時。


 あ~~! 八重ちゃま~~!

 八重ちゃまがいりゅよ~~!

 きゃぁ~! 八重ちゃま~~!


 という耳をつんざく悲鳴のような声が浴場の入り口から響いてきた。

 何事かと八重と柚葉が声のした方へと目を向けると、そこにはあられもない姿の幼女たちの集団が八重を指さしながら、どどどどぉ~~っと駆け寄ってくるのが目に映った。


「あ……そういえば、今日の禿の子たちの入浴担当……わたしでした……」


 柚葉がしまったという表情を浮かべてそうつぶやくがいなや、幼女たちが八重のそばへ、お湯をかき分けながらざぶざぶと集ってきた。その光景はさながら、獲物にたかるピラニアの群れのごとく。


 八重ちゃま~! おっぱいすごいよぉ~!

 おっきいおっきい~! 浮いてりゅ~!

 やわりゃかいけど、おもいよぉ~!


 幼女たちによって、一部分を集中的にもみくちゃにされてしまう八重。


「ひゃぁっ?! きゃぁっ?! やっ、やめてぇっ!! ゆ、柚葉さぁ~~んっ!! 助けてくださいぃ~~~~!!」


 先ほどまでの幸せそうな雰囲気はどこへやら、松竹屋の浴場の中は、純情でいたいけなろくろっ首の悲鳴が悲しいほどに何度も何度も反響することになってしまうのであった。

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