純な話

@pochay78

第1話

彼は生まれつきオシだった。

背中がひんまがっており、足の指が変形していた。


だがとりわけ頭が良かったのだ。


小さな頃に彼は考えた。私はサプリメントを得ればいいのだと。


マイナス点は自分にあるのだけどなにかで補えば問題ない。齢4歳だった。


それから彼は毎日本を読んで独学自習した。また健康を維持するために3時間のトレーニングをおこなった。


彼のことを見かけから馬鹿にするやつもいた。しかし彼は詩や善人の偉人の伝記を読みボランティアなどを小さな頃から続けた。


またゴミが落ちたら拾う、悪口を言うやつがいたら注意するなど心美しい子供だった。


順分満帆な人生ではないが彼の心は曇りなかった。彼の瞳は透きとおっていた。


彼に転機が訪れる。14歳の時に手術をうけて身長がひんまがっていた体がのび127センチから170,センチになった足の指も治した。


それからがすごかった。


彼は体が弱かったので知性を伸ばしていた。また健康を維持するために一日3時間のトレーニングをしていたので体力もあった。


彼は精悍な体付きから、陸上で国体に出場した。また知性を伸ばしていたので、精悍な顔つきとなっていた。


それから彼は町のヒーローになった。容姿端麗で、成績優秀、スポーツもできた彼は先生にこんなことを言われた。

「どこの高校でも行けるようにしてやるからな!」

また女の子からはこう呼ばれた

「大好きな王子様♥」

彼は地元の起業祭という祭りに行くと芸能界にスカウトされ出店の女にはたくさんの品物をサービスされた。そこで彼はミスター起業祭に選ばれた。(起業祭とは北九州八幡製鉄所のお祭り)


彼の人生は順分満帆となった。彼に変化がもたらされた。


何から何までうまく行くのでなんでも適当になっていった。ごみ拾いももうしなくなった。トレーニングもしない。悪口をとめることもなくなった。


彼は中学を卒業してから地元でトップの高校に進学した。


そこで彼はクラスに好きな女ができた、小柄で色白おっぱいが大きいという感じ。顔立ちはアイドルグループのセンターに入れそうな感じ。おとなしい子で数人の友達としか話していなかった。


かれは体育祭の終わりに彼女に告白した。



が見事落選


「ごめんなさい。先生が好きなの。」と言われた。


彼の計画から外れない人生がくずれた。


彼は彼女を地獄に落としてやろうと思った。


彼は頭の良さでクラスを組織し彼女を仲間外れにした。みんなの前で小柄さを馬鹿にしたり、彼女の好きな教員を女友達から聞き出し悪口を広めてやった。


彼女は毎日学校に来て気丈にふるまっていたが時折泣きそうな表情になっていた。セクシーな顔に彼には見えた。


そこが彼の嗜虐心を煽った。


彼は彼女を落とすためにある事を決行した。


彼女を一日トイレに行かせないことに決めたのだ。


彼女がクラスの外に出ようとするとクラスメイトで人垣をつくり出れないようにした。


彼女は必死でトイレを我慢していたが5時間目おしっこを漏らしてしまった。

みんなでさんざん馬鹿にしたあと

彼は彼女に放課後言った。


「これ以上いじめられたくなかったら俺の奴隷になれ。」


彼女は真っ赤な顔で

「ハイ」と一言つぶやいた。



 

さあこの話何行目まで純な話だったでしょうか?


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