ヒロシ、脂肪確認!
食っちゃ寝を繰り返していた大沼ヒロシさんはぶくぶく太ったのでした。特にぜい肉のついたお腹の醜さときましたら、もう!
ナンシー「ワタシノ国デハ、自己管理ガデキテイナイトミナサレ、太ッテイル人ハ社会的ニ信用サレナイトイウ都市伝説ガアリマース。ダカラ、太ッタ大沼サント、モウオツキアイスルコトハデキマセーン!」
ヒロシ「うわー! 恋人のナンシーさんに三行半をつきつけられた! どうしようー!!」
マルぼん「痩せるしかないねえ」
ヒロシ「すぐに痩せないと、ナンシーさんがどこの馬の骨ともわからないヤツに寝取られる可能性があるよ! そしてアレなビデオレターが送りつけられてくるやもしれないよ! すぐに痩せられる機密道具だしてえ!」
マルぼん「『脂肪吸引掃除機』。この掃除機の切っ先を腹に突っ込んでスイッチを押せば、ものすごい勢いで脂肪が吸い取られていくよ」
ヒロシ「ようし! じゃあ、早く、その掃除機の切っ先を僕の腹に突っ込んで! はやく!」
とてもザンコクな光景が続くので、100行ほどカット。
マルぼん「脂肪がいっぱいとれて、ヒロシの腹もすっかりいい感じになったよ。もう太っているとは言われないね」
ヒロシ「それはそうと、吸引した僕の脂肪は返してくれよ。もしかしたら、そういうマニアがいて高く買い取ってくれるかもしれないだろ」
マルぼん「えらくみみっちい人間になったな。あ、そうか。腹の脂肪を取っただけに……」
ヒロシは『太っ腹』ではなくなったのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます