お正月だよマルぼんと暮らす 生まれ変わったらまっとうな人間になって被害者遺族に謝りに行きたいと思います。みなさん、ありがとうございました編
ヒロシ「え!? まさしおじさんこないの!? シャブ郎おじさんも!? メアリーおばさんもだって!? ゴンザレス氏も!? へらちょんぺ兄さんも!? ゴメス艦長も!? なんてこった! 親戚だれも来ないよ!! お年玉がまるでもらえない!!」
ヒロシに多額の現金を貸していたマルぼん。お年玉がもらえないのなら、借金が返済されないおそれもあります。
それだけはご免こうむりたいので、機密道具の登場です。
マルぼん「『よっといでのれん』。こののれんを玄関先にかければ、キミの望むお客さんがたくさん来るようになる! 裏の部分に書くところがあるから、ここに『親戚』と書けば、親戚が大挙しておしよせてくるぞ」
マルぼんは玄関先に『よっといでのれん』をかけました。
ヒロシ「わーいわーい!! うっ」
マルぼん「ヒロシ? どうした、ヒロシ。ヒロシーーーーーー!!」
その夜、親戚が大挙して押し寄せてきました。喪服を来た、親戚の皆さんが。
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