いつか人妻の肩を……

ママさん「最近、肩が重いの…こっているのかしら」



マルぼん「『肩こり殺しマッサージハンド』。この手の形をした棒で肩を叩くなり揉むなりすれば、どんな肩こりも取れますぞ」



ママさん「へえ。なら、さっそくお願いしようかしら」



マルぼん「へい! いますぐ!」



『肩こり殺しマッサージハンド』でママさんの肩を揉み始めるマルぼん。



マルぼん「はぁはぁ。お、奥さん。ど、どうですか、マルぼんのテクは?」



ママさん「へたくそ」



マルぼん「!? そ、そんな。『肩こり殺しマッサージハンド』が効かないだって!? ありえない!」



ママさん「ありえないもくそも、私の肩は重いまま!」



マルぼん「畜生! なんだ、こんな機密道具!」



ヒロシ「ぎゃー!!」



 マルぼんが投げ捨てた『肩こり殺しマッサージハンド』は、近くでパソコンを触っていたヒロシの頭に直撃。



マルぼん「ヒロシ…だめだ、虫の息!」



ママさん「あ、肩が軽くなった」



マルぼん「そうか。ヒロシという『肩の荷』が下りたから…」



 マルぼんは、ママさんから、ヒロシという名の『肩の荷』を下ろし、肩を軽くするのに成功した『肩こり殺しマッサージハンド』の効果は絶大だと思いました。

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