登場人物紹介
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物語の主人公。黒髪黒目でごく普通の外見。都一の陰陽師と謳われる存在だが、その実は少しだけ間が抜けている。
心優しく気さくな性格だが、頑固な一面も持ち合わせる。
人間と妖の混血児で、新月の間だけは外見と性別が変わってしまうという特異体質持ち。
一般に知られる陰陽師とは違い、妖と契約を交わし彼らを式神として従える『変わり者』
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浅葱の一の式神兼、従者。黒髪金目。
普段は人と変わらない外見でいるが純粋な妖で、本来はヤマネコに鳥の羽根を持つ獣。
寡黙で感情をあまり表に出したがらないが、浅葱を誰よりも強く思っている。
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浅葱のニの式神。薄茶の髪と水色の瞳。
賽貴と同じく自ら望んで賀茂家の式神になった。
本来の姿は白狐の獣。尻尾が3つある。
浅葱を溺愛していて傷つけられると暴走する。
両生体だが男のほうが落ち着くらしく、女体には滅多に変容しない。
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浅葱の三の式神。鳶色の髪と赤い目を持つ女戦士。
浅葱の母の代に式神として仕え始めて現在に至る。実戦タイプで浅葱の任務には欠かせない存在。
本来の姿は炎を纏う狼の獣。
密かに賽貴の兄に想いを寄せている。
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浅葱の四の式神。女房装束に月白の髪と氷の瞳を持ついわゆる雪女。
登場人物の中では最高齢だが何歳であるかは聞いてはいけない。
それ故に彼女が実際何歳であるのかは誰も知らない。
高い治癒能力を持ち合わせ、唯一獣の姿を持たない妖。
人間界と魔界の間に存在する門の番人であり、現在も兼任中。
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浅葱の五の式神。鶯色の肩までの髪に茶色の目。
浅葱と同じように人間と妖との混血児で、その影響のため生まれつきの盲目である。
額に布を当てているが、その向こうには第三の目が存在している。先見の力を持つがこの力を厭っている為に封印の意味を込めて常にこの布が外されることはない。
生真面目な性格で頑固。楽天家の朔羅とは折り合いが良くない。
浅葱に静かな想いを寄せているが、伝える気はない。
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賽貴と同じ種族の娘。鉄砲玉で負けん気が強い。
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藍の双子の兄。策士で頭の回転が速い。藍とは違い体が弱い。
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浅葱の母。先代の陰陽師。
厳しく凛々しい性格。とある理由で賽貴を嫌悪している。
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浅葱の父。金髪に青緑の瞳。
鳥人族と言われる妖。背中に鳥の羽根を持つ。
争いを好まず穏やかな性格で、我が子と妻を深く愛している。
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賽貴の双子の兄だが、銀色の髪を持つ禁忌の存在。
物語の重要人物。誰もが畏怖する男。
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浅葱の祖父。
妖に最初に手を差し伸べた本人。
優しく温厚でのんびり屋であった。
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