ミュトス王国
この国は昔、地上にあった。
当時、最も力と権力を有した王国が突然、国全体が暗闇に覆われて、気づくと奈落の底だった。
それから、100年間、機能していた。
何故なら、迷宮があったからだ。
迷宮は下に行くほど、魔物が強くなる
ここは唯でさえ光が届かない程深い、その迷宮となると魔物の強さは想像が出来ない。
だが、生き残る為にやるしかないと分かっていたので国王一人で攻略した。食料を求めて
だが動物などいるわけなく
しかたなく、魔物を食べ生き延びた。
それから、一か月後異変が起きた。
皆、皮膚の色が紫色になり、目が赤くなる
皆、驚愕する、国王が浄化魔法を施すが意味をなさない。
それから、自分達を研究した。
結果、身体能力とスキルが大幅に増加していた。
それから1年後、国王の浄化魔法で皆、異様な姿から普通の姿に戻った。
それから、99年が経過した。
奈落に落ちてから100年たった
ある日、国に無数の魔物が襲ってきた。
国王と騎士団が対処にあたる
「大技を放つ、逃した奴を頼む」
「ハ!!!」
国王が片手を突き出し呟く【空間大爆発ビックバン】その瞬間
【ドカーーーン】と爆音と共に、無数の魔物が塵に代わる
「流石です、陛下」
「いや、まだ来る」
次の瞬間、国を覆うほどの魔物が魔法陣から現れる。
すかさずに国王が呟く【虚空の風穴ブラックホール】上空に黒い穴が現れ、ほとんどが吸い込まれる。
逃れた、魔物を騎士団が対処する。
上空に魔法陣が現れ、そこから魔物が現れる
【超重力負荷グラビティ】国王が呟く、上空の魔物が全て、壁に激突し潰れる。
上空の魔法陣から空を覆うほど巨大なドラゴンが現れる。
【英雄王の剣エクスカリバー】と呟く、10メートルの剣が現れドラゴンに飛んで行く、剣に向かってドラゴンが口から黒い炎を吐き出すが、剣は黒い炎に裂きながら進みドラゴンの頭部を貫き、後ろの壁に突き刺さり、消える
ドラゴンは下に落ち。絶命した
ドラゴンが地面に落ちると同じタイミングで
地面に魔法陣が現れる。
そこから、背中に真っ黒い大きな翼を生やした女神族が現れる。
手には、1メートルの剣を持っている。
「お前は、女神族か?それとも魔神族か?」
「なぜ人間族が魔神族を知っている?」
「俺は人間族で一番強いからな、この世の事はほとんど知ってる」
「なるほど、深・淵・を覗いたのか」
「知ってるのか、お前は覗いたのか?」
「我々、魔神族は生まれながらにして全てを知っている」
「それは、可哀想に」
「貴様、殺すぞ。」
「断る。それより、魔物を送ってきたのはお前か?」
「そうだ」
「そうか、では死ね」
国王が空間魔法から拳銃を二丁取り出し、破壊魔法と弱体化魔法をを付与した弾丸を打つ。
【バンバンッ】
魔神は重力魔法で弾丸を止める。
国王は続けて10連射する。
魔神は時空魔法で時空の歪みを生み、弾丸の軌道を反転させる。
国王は重力魔法で止める。
魔神は距離を一瞬で詰めて、剣で切りかかる。
国王は魔神に重力魔法をかけて、身体強化をして距離を取る。
魔神は重力魔法を弾き飛ばし、国王の後ろを取り、剣で切りかかる
国王は振り返り、時空魔法で時空の歪みを生み、攻撃を反転させた、魔神は体勢を少し崩した。
透かさず闇と氷の複合魔法で攻撃する。
魔神は結界魔法を張る。
【ドンッ】と音がし、複合魔法は結界魔法で止まる。
国王は魔神の後ろを取り、破壊、強化、弱体化、時空、重力魔法を付与して
【バンバン】2連射した。
魔神は体勢を直して、振り返りながら剣で弾丸を切りつける、一つは切れた、が【ドンッ】と、もう一つの弾丸が魔神の額に当たった。
魔神の額から、少し血が出た。
「貴様、人の分際でよくやる。名は?」
「キングだ、お前は?」
「リベリアだ」
「準備運動は終わりでいいだろ、」
「あぁ、そうだな」
二人は向かい合い、両者、同時に動く。
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