初迷宮
今日はバルナに呼ばれて、全員王室にいる。
「もう、一週間たった、迷宮に行っても良いのでは無いか?」
「はい、この子たちは既に十分な力を持っています、魔人が襲って来ても勝てます」
それからすぐに、迷宮に向かった。
迷宮とは、突然現れた建造物
神々が人間族の成長のため創ったと言うわれている。
この世界に七つあり、その内二つは人間の領土にある。
一つは巨人族 一つはエルフ族 一つは獣人族 一つは魔人族 一つは女神族
で、二つある迷宮はガルティア大迷宮とミュトス奈落だ。
《ガルティア大迷宮》
ガルティアは階層になっていて下に行くやつ、人類最高到達階層は50層
《ミュトス奈落》
最も力と権力を有した大国があった場所で大穴は真っ暗で何も見えない、魔道具や魔法使って深さとか色々、調べたりしたみたいだけど
いつになっても解らなかったらしい。(調査を行ったのはバルナチヤ国が調べたらしい)
で、今俺たちがどっちにいるか言うと、
ガルティア大迷宮にいる。
迷宮の入り口を中心に、それを囲むように店が並んでいる。
すると、テレスが「受け付けに行ってくる」といい、行った。
少しして、テレスが帰ってきた、そして
「これを身につけてくれ」
と、言いペンダントを全員に配る。
「これ、なんですか?」藍川が言う。
「守りの魔法がかかっている、もしもの事が無いようにな」
「分かりました」
「よし、行くぞ」とテレスが言う
クラスメイト皆気合を入れて、迷宮に入った。
「おおおおおおおぉぉぉぉーーーー」
迷宮内1層
高さ五メートル、横幅十メートルで、床、壁共に石畳で出来ている。
「何か来る!」洸介が言った
すると、何もいなかった、場所から、短剣を持ったゴブリンが3体現れた。
見た目は、小鬼、皮膚に色は赤
すぐさま、戦闘態勢をとり警戒する。
テレスが言う「全員油断するなよ!」
その言葉と、同じタイミングで一ノ瀬が攻撃した、しかし回避され、襲ってくるゴブリン
すると、洸介の後ろから来た、藍川の風魔法が1体のゴブリンに当たる、ゴブリンの顔は吹っ飛び残った身体が力なく倒れた。
1体が絶命したのと同じタイミングで山本が土魔法を使いゴブリンの動きを止める、一ノ瀬が剣に力をため
大きく振りかぶって、ゴブリン叩き付ける。
2体のゴブリンはぐちゃぐちゃになり、絶命した。
初めての、魔物との戦いに勝利した。
階層を次々と攻略して、現在12階層にいる。
ここに来るまでに倒した魔物は23体位、弱かった敵が凄く。魔法使いが魔法を使わず、杖で叩くだけで死ぬ。
1層で、一ノ瀬の最初の攻撃を回避できたのは、たまたまだった
だがそんなに甘くはなかった…
現在25層
四角い大きな部屋があり50人ぐらいが余裕で入れる広さ、真ん中に宝箱がある。
誰がどう見てもトラップだが、魔物をなめていた奴らがテレスが言う事を無視して入り宝箱を開ける、何も無い。
次の瞬間、床一面に魔法陣が現れた。
部屋の外にいたテレスと俺たちは部屋の中に転移させられた。
その後、魔法陣から100体以上のゴブリンが現れた。
一気に部屋いっぱいになり身動きが取れなくなる、テレスは急いで指示を指す。
「山本!土魔法で味方の足場を上げろ!」
「はいっ!」
「楠瀬!結界魔法を、味方だけにかけろ!」
「はい!」
「藍川!風魔法を思いっきり地面に打て!」
「はい!行きます!【ハリケーン・バースト!!】」
藍川は今打てる最大出力の風魔法を放った
無数のゴブリン達は木端微塵なる、クラスメイトは楠瀬の結界魔法で無傷
そして、身動きが取れるようになり、残っているゴブリンをテレスが一刀両断する
クラスメイトは急いで部屋をでる
テレスと30人のクラスメイトが部屋出た
バテている楠瀬、藍川、山本を一ノ瀬と俺で運ぶ
テレスの言葉を無視した奴らはテレスに怒らていた
少し休んでいると遠くから魔物の咆哮が響いて来た、その咆哮にその場にいた全員が恐怖で動けなくなる、テレスが叫ぶ
「今すぐ迷宮を出ろ!!急げ!!」
その言葉を聞いて、一ノ瀬と山本が皆を先導して逃げた
俺達は逃げた、死ぬのが怖くて一斉に逃げることしか出来なかった。
だが、俺達には逃げることも出来なかった……
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