公園
友達の家の近くの公園でのこと。
今回はちょっと見えた話。
友達の家にお泊まりして
夜11時くらいにすごくお腹がすいた。
このままでは眠れないだろう。
どうしようか迷ったけど
友達はもう寝てしまったし
勝手になんか食べるのも気が引けるし
すぐ近所にコンビニがあるので
そこに買いに行くことしにした。
真っ暗で怖いけど、すぐそこだから大丈夫。
と、自分に言い聞かせ出掛けた。
公園の向こうにコンビニがあった。
足早に公園の脇の道をゆき
コンビニで買い物した帰りに
それは見えた。
帰り道は真っ直ぐ公園に向かっていく道を
公園の前で曲がって友達の家の方へ行く。
その、真っ直ぐ公園へ向かって歩いている時
公園の中の街灯の下に誰か立っているのが見えた。
白く、モヤっとした人影。
私は視力が弱いので、暗くて遠いとそんな風に見えるのが常だから
「あれ、誰かいるな、怖いな」という感じだった。
男女すら分からなかったので、じっと見ながら近づいて行ったけど
なかなか顔も形もハッキリしない。
だけど、何故か手招きしているのが分かる。
公園の前に差し掛かった時
これはマズい。
そう思って視線をずらし、足早に角を曲がって、振り返らずに友人の家に戻った。
その後は何ともなかったが
アレは何だったんだろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます