5

金縛りにあった。


動けない…


この前TVで言ってた方法を試してみよう。


蹴るぞ、蹴るぞ、蹴るぞ…


蹴った!


と、心の中で大きく叫び

思い切り蹴りあげる。


本当に金縛りが解けた。


すごい…


あぁ、良かったと寝返りを打つと


背後から


「痛い…」


飛び起きて

電気をつけて

ラジカセをガンガン鳴らして

朝まで起きてた。


痛いってなんだよ!

死んでるのに!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る