第9話 美桜との晩餐と姉ちゃんの秘めた思い
それから幾ばくか、家の前に車が停まる音で、僕たちは身体を離した。
「父さんが帰って来たみたいだね」
「来る時はそんなつもりじゃなかったのに長居しちゃった……」
「そっとしておいてくれた分、下に降りるのが怖いかも」
僕の言葉に美桜は、あははは、と少し引きつった笑い方をした。
「春樹、ちょっと降りてきてよー」
下から姉ちゃんの声がして、僕らが階段を降りると、玄関先で、どうだ! と言わんばかりの父さんが、クーラーボックスに入った魚達を自慢げに見せびらかしていた。
「今日はワラサは出なかったが、鯛の数ならトップだったんだ!」
「へぇー、ワラサと鯛のリレー船だっけ。どこに入ったの」
隆哉が聞くと、父さんはよくぞ聞いてくれたとばかりだ。
「早めに船宿に着いたら、左のミヨシが空いててなー。朝のワラサのポイントは逆さ潮だったけど、午後から鯛のポイントでいい潮になったんだ。って……あれ、そちらは?」
二階からの降りてきた僕と美桜に気が付いた父さんが、見知らぬ女の子に首を傾げる。
「私もびっくりしたんだけど、昨日テラスモールで会った女の子、春樹の彼女さんだったんだって!」
僕より先に母さんが嬉しそうに身振り手振りを交えて美桜の事を紹介する。
「えぇ!?」
「お邪魔しています。夢咲美桜と言います。昨日はお世話になりました」
狐に摘まれるとは言うが、まさに父さんはポカンとした顔をしていて理解が追いついていないようだ。
「ヘアカラー変えたとか、何度も説明するのは面倒くさいわよね、取り敢えず春樹、あんたは今日食べる分を三枚におろしてちょうだい」
身も蓋もない事を言った母さんは、すでに台所用の手袋をしていて、クーラーボックスの中の魚をゴソゴソと数え始める。
「一番大きい鯛と、イナダと、アジも有るわね。これ全部お刺身にしちゃって。分かってると思うけど、アラは別々の袋に分けてちょうだいね。美桜ちゃん、お魚食べれるなら晩御飯も食べて行きなさいな。隆ちゃんは後でお魚持って行くって、ご両親に伝えてきてちょうだい、春樹が処理したら持って行かせるわ。お父さんは先に釣り道具洗ってて。私がお湯はりだけしといてあげるから、溜まったらお風呂に入っちゃってね。私は残りのお魚を別けてから、美雪と一緒にご近所さんにおすそ分けしてきます。はい、各自行動開始よ!」
早口で捲し立てた母さんがその場を指揮ってパチンと手を叩くと、家族がそれぞれに散っていく。
我が家で、父さんが魚釣りから大漁で帰る度に起こる光景だった。
僕はキッチンのボールを取ってくると、呆気にとられていた美桜を連れてダイニングへ戻り、そのままシンクの前に立った。
「ごめん、なんか今日は巻き込みっぱなしだよね」
「うん、なんか驚きが連発し過ぎて感覚が麻痺しそうだよ」
「それは素直に申し訳ない……そこに座っててよ、僕は魚捌いちゃうから」
美桜には先程まで面談会場と化していたテーブルを勧めたところで、自分は食器棚から皿を出したり、うろこ落としや包丁、キッチンペーパーなどの用意済ませる。ところが、美桜は座らないでこちらにやってきた。
「魚捌いてる所なんか普段見られないから、隣で春樹くんがやってるの見ててもいいかな?」
「わかった」
そう答えてから、いつも通り生臭ささの低い順に魚を捌く。まずは鱗が飛び散るのでシンクの中にまな板を敷き、四十センチ、重さにして約一キロくらいの鯛の鱗をキレイに落としていく。
美桜は隣に立って興味深々な様子でそれ覗き込んでいた。
「美桜のお家には連絡した?」
「うん、食べて帰るって送ったから平気」
「了解」
クーラーボックスから持ってきた魚のうち、鱗を落とす必要があるのは鯛だけだったので、鱗が取れた鯛を出刃包丁を使って頭を落とし、その先もサクサクと作業をしていく。
「やっぱり釣りしてる人って普段からやってるんだね、めっちゃ慣れてるじゃん」
「中学入ってからはほとんど僕が捌いてるからさ」
鯛が三枚になったので皿に移し、次は大アジを二匹。頭に包丁を入れ、そこから手で皮をベロンと剥いでしまう。
「えっ? そんな簡単に皮って剥けるの?」
「まぁアジならね、小さかったら包丁使わないで三枚に出来るし。あ、そこのお皿貰っていい?」
「はい、これ」
「ありがとう」
頭はへし折って内蔵を付けたまま身と分離し、出刃で三枚におろす。
「アジは傷みやすいし先にお刺身にしちゃおうか」
中骨を取って柵にしてから、柳刃で綺麗に切ってならべ、アジのタタキにする。
「わたし、冷蔵庫に入れようか?」
「あ、じゃあそこのラップしてからお願い」
「はーい、チルド室でいいの?」
「そうそう」
美桜が冷蔵庫に入れてくれている間にブリの子供であるイナダを処理する。今日のイナダは一キロ半くらいだが、これが四キロ位まで成長すると、父さんが狙っていた船のもうひとつの本命、ワラサと呼ばれるようになる。
イナダやワラサは、鱗を落とさず直接三枚にするのが、僕に魚の捌き方を教えてくれた母さん流だ。
僕が半身にして切り出すと、美桜がお皿を取ってくれたり、冷蔵庫に片付けてくれたりして、作業は普段よりもスムーズに進んだ。
最後に開いた身から中骨を取って、皮を剥いだら鯛とイナダもお刺身の柵が完成した。後は柳刃で薄く切って皿に盛り付ける。
お刺身が出来たら、鯛とイナダの頭から塩焼き用のカマを取り、エラを取り除いて半分に割ったらアラをそれぞれ袋に詰めて僕の仕事は終わり。
残りのアラから出汁を取ったり、そぼろを作ったり料理するのは母さんの出番だ。
「あんた達、新婚さんみたいじゃない?」
姉ちゃんの声にびっくりして扉の方を見ると、母さんと一緒になって、顔だけこちらに出して覗き込んでいた。
「そんな事してるくらいなら手伝ってくれれば良いのに」
手で顔を隠してしまった美桜の分まで代弁すると、仲のよろしい所にお邪魔するなんてねぇ〜、と言う姉ちゃんの言葉に、母さんまで、ねぇ~、なんて言っている。
「僕はタカん家の分渡してくるから、あとは頼む。済ませたら、美桜と部屋にいるから飯が出来たら呼んでよ」
「ですって」
「ふたりきりですって」
「姉ちゃん!」
僕がたまらず叫んだ所で、母娘のからかいモードは終わってくれた。
「それじゃ美雪、ちょっと手伝いなさい」
「はーい」
僕は台所を母さん達にバトンタッチして、隆哉の家に鯛とイナダの半身を渡しに行くと、帰りがけに、おーい、と隆哉から黒い物体を投げられた。
「なんでタカの原付きのメット?」
「刺身の礼だよ。まったく羨ましいな。二個目、早く買いに行けよ?」
それだけ言うと隆哉は家へと入っていった。
今の言葉で隆哉の言わんとする事が分かった僕は、四月に産んでくれた母さんにちょっぴりとだけ感謝した。
その後の夕飯は和やかなものだった。普段から釣った魚を食べ付けている我が家の家族と違い、美桜が美味しい美味しいといちいち驚くものだから、父さんが釣った魚の自慢話に花を咲かせる。玄関先で隆哉との会話で出た釣り用語(船の舳先はミヨシ、後部はトモと呼ぶ)なども習っていたようだ。
更に美桜が魚の捌き方を覚えたいと言えば、母さんがやり方を解説し始め…………結局、僕や姉ちゃんは会話から置いてけぼりにされる始末だった。
「今日は本当にお邪魔しました」
「なに言ってるのよぉー、私が無理やり連れて来させたんだから気にしないで。むしろ懲りずにまた来てちょうだい」
美桜が頭を下げると、母さんがすぐに言った。
「また魚がある時に、今度は捌き方を、母さんかハルから習いに来ればいい」
「魚が無くてもゲームなら有るわよ?」
父さんや姉ちゃんも続く。
「ありがとうございます」
笑った美桜に普段自分が使っているヘルメットを渡した。
「はいはい、僕は美桜を送ってくるからみんな解散!」
ヒューと、姉ちゃんが口笛を吹く。
「あんた、大丈夫なの?」
「メットはタカが貸してくれたから。さっ、行こうか」
美桜の手を引いて玄関を出る。後からは、またね、と見送りの言葉が聞こえていた。
「春樹くんがバイク乗ってるのなんて、知らなかったよ」
美桜はバイクカバーを外してからエンジンを掛ける僕を見て言った。
「釣りに行きたくて、高校入ってすぐ中免を取りに行ったんだ。これは四月生まれの特権かな。取ってから一年以上経ったから、二人乗りも解禁されたし。隆哉も原付の免許取ったから、バイクで一緒に釣りに行くんだよ」
「二人とも凄いね、これなんてバイク?」
「ホンダのPCXって125ccだよ。高速とかは乗れないんだけど二人乗りは出来るから。後から家までナビしてよ」
「ありがと。よろしくお願いします」
美桜の小さな頭に合わせてヘルメットのベルトを調整してやり、いざ乗ってもらおうとして、ミニスカートだった事に気が付いた。
「ごめん、ちょっと待ってて」
慌てて家の中へ戻り、釣り用のカッパと姉ちゃんからもひざ掛けを借りて戻ってきた。
「その格好だと寒いかもって」
「至れり尽くせりじゃん」
そう笑った美桜を乗せ、バイクはゆっくり走り始めた。
「ねぇ、もしかして二人乗りしたの初めてだった?」
先程の部屋とは逆に、僕の事を後ろから包み込むようにして掴まっている美桜が言った。
「うん。怖い、かな?」
「ぜんぜん。むしろ嬉しい」
「よかった」
お互い二人乗りは初めてなので、出来る限り慎重にバイクを走らせる。
前に赤信号が見えて、少しづつ制動を掛けバイクを止めた。車重が増えた分、普段よりブレーキングが弱まるので慎重に操作しなければならないのだ。
時間帯もあり、交通量は少なく、アイドリングストップでエンジン音が消えると秋の虫の声が聞こえるほど周りは静かだった。
「ねぇ美桜、今日は僕がいろいろ振り回しちゃったから、今度はなんでも言うこと聞くんで、したい事あったら教えてよ」
「そんな、別に良いのに……けど、それって今でもいい感じ?」
今と言う言葉に思わず反応してしまったのはきっと大好きな美桜に抱きしめられているからだ。思わずすぐ聞き返してしまった。
「いいけど、なに?」
「帰りにTSUTAYA寄ってくれない?」
「えっ、TSUTAYA?」
「そう!」
「なにか借りるの?」
「いや、急に欲しいものが出来てね。今すぐ買うならTSUTAYAくらいしか無いかなって!」
行き先を聞いて少しガッカリした僕に対して美桜のテンションは高かった。
「それって何買うのか聞いてもいい感じ?」
「ダメな感じ!」
ハッキリ言われてしまった。
その後、絶対お店の中には付いてきちゃダメと言われてしまったTSUTAYAを経由して、美桜を自宅まで送り届けた。結局買ったものは分からないままだ。
別れ際に、送ってくれてありがとう、と言われたが、むしろ“彼女とバイクの二人乗りという男子の夢”を叶えてくれてありがとう、と言いたいのは僕の方だった。
美桜と別れてもしばらくの間、僕は背中の感触が忘れられないままだった。
外に出たついでなので、ドラッグストアに立ち寄り、章さんから習ったヘアワックスを購入してから帰宅する。
そして、自分の部屋で寝間着のジャージに着替えてから、姉ちゃんの部屋をノックした。
返事が無いので無断で中に入ると、ヘッドフォンをした姉ちゃんが、大学生らしく真面目に課題をやっている。
肩をトントンと叩くと少し驚いていたようだった。
「びっくりしたなぁ。もう、入るならノックくらいしなさいよ」
「したけどそれじゃ聞こえないだろ」
ヘッドフォンを外した姉ちゃんに反論すると、そりゃそうか、なんて言って、珍しく素直に受け入れられた。
姉ちゃんは勉強机から立ち上がり、ベッドに移動して腰を掛ける。僕も姉ちゃんに習って隣に座った。昔から姉ちゃんに何か相談する時はいつもこうして並んで座り、話を聞いて貰っていた。
「それで、どうしたの?」
「うん…………」
今回は姉ちゃんのプライベートな部分に踏み込む話題だったので若干躊躇してしまう。
「さっきはなんとなく、って話してたけど、姉ちゃんはなんで隆哉との関係を周りには隠すんだ?」
「そこ、聞きたいんだ?」
僕が頷くと、姉ちゃんはため息を付いた。
「先輩カップルとしての意見が知りたいかな」
そう……、と言った姉ちゃんは、居住まいを正してから僕に語り始めた。
「タカくんはさ、春樹と一緒に昔からずっとあたしの事見てきたよね。それこそ物心ついた頃からずっと」
姉ちゃんの言葉に僕は頷く。
小さい頃は二つも歳が違えば背丈も違うし、力の強さだって違う。僕らが同い年の子たちとケンカをすると、姉ちゃんはいつも助けてくれた。その頃の姉ちゃんは男の子っぽい遊びが好きなおてんばさんで、僕らにとってはまるでヒーローみたいな存在だった。だから僕たちは姉ちゃんが外に遊びに行く時、いつも後に付いて回っていた。
「きっとあの頃の憧れの眼差しが、今でもタカくんの中に残ってるんだよね。確かに昔はあたしの方が強かったし、あたしに見合う男になれ、とか言っちゃったけどさ。今じゃあたしの方が負けちゃったよ、いろいろな意味で。周りから見たら釣り合わないよね?」
身内贔屓する訳ではないが、決して姉ちゃんだって可愛くない訳ではない。そりゃ胸があるわけでは無いがスタイルは悪くないし、顔も平均よりぜんぜん可愛い方だと思う。
「そんな事ないと思うけど……」
僕の言葉に、姉ちゃんは静かに首を横に振った。
「ずっとあたししか眼中に無いのは分かるから、それが嬉しくない訳ではないんだよ? けど、タカくんを縛り付けてるのもあたし。タカくんはもっと他の女の子を見て知るべきなんだよ……」
姉ちゃんがどこか寂しそうな顔をする。
「ねぇ、そんなこと言ってて、もし他の女の子に取られちゃったら?」
「うーん、どうなんだろうね? けどさ、もし年上のあたしが出しゃばってタカくんの横に居たら、学校の子達は引いちゃうでしょ? だからさ、ちゃんと周りにいる女の子達も見てあげて、その中からあたしを選んでくれたら、一番嬉しいんだけどね」
姉ちゃんは憂いを帯びた表情で語ってから、あ、これはタカくんには内緒だからね、と笑って付け加えた。
それに対して僕は何も言えなかった。だって自分がここまで美桜の事を考えていたかと言われたら、答えは否だ。
もちろん彼女の役に立てれば嬉しいという思いもあるが、今は一緒にいると嬉しい、楽しい、だから隣にいたい。それがほとんど全てだった。
「何をそんなに考え込んでいるのよ、タカくんが頑張ってるのはあたしが一番知ってるし、ちゃんとあたしもやってるんだから、あんたが考えるのは美桜ちゃんの事でしょうが!」
姉ちゃんの言葉に頷く。
「で、あんたも教えなさいよ、思うところがあるからあたしの所に来たんでしょ?」
そう言われ、僕はこれまでにあったことを話す。始業式の日にあった言い争い、悪者扱いされてしまった美桜が悪戯されて、僕と出会った事。ほっとけなかった僕が話を聞いて、そしたらデートする事になって。気付いたら互いに好きになっていて……
僕の話に、そっか、美桜ちゃんも大変だったね、と姉ちゃんは言った。
「けど、弱ってる女の子に優しくして付け込むなんて、春樹も隅に置けないじゃない!」
「そんなんじゃないよ」
否定しきれない部分があるのも事実だが、あの時は下心など無かった。姉ちゃんはニヤニヤと笑って、どうだかぁ〜? と言った。
「けど、あんたの話から察するに、タカくんとと違って、美桜ちゃんは色んな男子を見てきてるのよね。チャラ男はお断りってのも共感できるし。いくら辛い時だったとは言え、その中から春樹を選んだんでしょ?」
「まぁそれはね……」
「なら、きっと大丈夫よ」
そうなのかな、と未だ腑に落ちない様子の僕に、姉ちゃんは諭すように言った。
「いいかい? 女が惚れて付き合い始める方が長続きするものなのよ? テレビの受け売りだけど」
「ホンマでっか?」
某名物司会者を真似て言ってみる。
「あはは、よく分かったねー。けど、きっと女って生き物には男を見極める能力が生まれた時から備わってるのよ。付き合いたてで嬉しかったり不安だったり、いろいろするだろうけど、大丈夫よ。頑張りなさい」
「そっか、ありがとう、姉ちゃん」
「うむ、頑張りたまえ若人よ」
姉ちゃんの言葉に励まされ僕は立ち上がる。
こうやって僕を勇気づけてくれる姉ちゃんは、昔とはやり方が変われど、いまでもヒーローかもしれない。
「そうだ、お礼に一つだけ教えてあげるよ」
振り返りながら言った僕に、姉ちゃんは座ったまま首を傾げた。
「タカが高校入ってすぐレギュラーになったのも、先輩達が引退してすぐに部長になれたのも、絶対に試合で負けたくないからだよ」
「何よ、そんなの当たり前じゃない」
今更、といった感じの姉ちゃんに、僕はちょっとだけ悪戯心を込めた言葉を投げ掛けた。
「うん、だって負けたらボーズにしなきゃなんないからね!」
「ふぇっ!?」
言わんとすることに気付いた姉ちゃんが頬を染めた。なんだかんだ言っても姉ちゃんだって今の隆哉の事が好きなのだ。そんなのは一緒にいる時のオーラを見ればわかる。
「そんじゃ」
それだけ言って、ドアを開いて姉ちゃんの部屋を後にする。
「ちょっ、春樹のくせに生意気よ!」
閉めたドアの向こうからは、姉ちゃんのくぐもった声が聞こえてきたのだった。
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