第11話 ポテちゃんとお笑いコンビ『かまいたち』について
小林稔侍という男がいる。厨房に立たせたら、ものすごい料理ができそうな雰囲気をしている人ナンバーワンであろう外見が持ち味の、マイクラで作れそうな顔をしている俳優だ。
一般にお弁当を温めることを「レンジでチン」というが、稔侍の股間で手をあっためることも「稔侍でチン」というそうだ。
そういう状況に陥ったら、そう言わざる得ないだろう。日本人として。
何が凄いかといえば、稔侍という名前だ。
実はアタイは、最近まで小林稔侍の「稔侍」の侍の方を「持」だと勘違いしていたのだ。
まず、名前の文字として「持つ」という動詞を使ってくることが信じられなかった。これは正気の沙汰ではない。
稔の字の後に「持つ」のである。なんかの運動会の協議かと思いきや、役者の名前だというではないか。こりゃ、参った。
これに対抗するとしたら、もう「擦る」って字を使って、「擦郎(こすろう)」って名前にでもしなければこっちもどうすることもできないである。
それか、「擦る」に助をつけて「擦助(こすすけ)」とか。これなら、稔侍とも対抗できそうな気がする。
越田擦助(こしだ こすすけ)なんて日にゃ、こっちはどうすることもできないであろう。
「なんて、『こ』の字が多い名前なんだ!」って思いきや、実は二文字しか入っていないという、憎いヤツである。
でも、稔侍のじは「侍」だったので、アタイな無益な妄想は、本当に無駄だったわけだ。
持田香織も「持つ」の字が入っている。田んぼを持ってて、持田だ。一ミリも嬉しくもない。「持スイッチ香織」だったら、ちょっとはシャンプーの匂いくらいは気にして、振り向いてもよかった。
田んぼなんかどうでもいい。
一旦、本編の怒りの前CM行こう。
「バトルドームのCM」
バトルドーム! ボールを相手のゴールに シュウウウウウウウ!
ちょおお! エキサイティィィン!
3Dアクションゲーム! バトルドーム!
で、アタイは今世紀最大に起こっているのである。
あまりにも怒りが込み上げすぎて、ついにアタイの究極の怒り形態『試合後のプロレスラーモード』にまで、その怒りはついに辿り着いてしまったのだ。
このモードは、一歩間違えると『雨宿りしているオバちゃんモード』と区別がつかない時があるので、慎重に怒らないといけない、いわば諸刃の剣だ。
試合後の汗で髪を濡らしているプロレスラーと、雨で髪を濡らすオバちゃんが区別がつかないから、世の中は怖い。プリンに醤油をかけるとウニみたいな味になるようなものだ。
で、何に起こっているのか、もう察しはついていると思う。
手で察する助平と書いて、擦助である。
このカクヨムの馬鹿野郎が打ち出した新機能だよ。
自民党という政党がまたアタイら庶民が割りを食う政策を打ち出したとしても、それは自民党は『ほんの一握りの勝ち組に忖度しているから』という裏事情があるため、一見無能に見えているが、実は裏ではウハハになってることはある。
しかし、このカクヨムの場合(小三治師匠風にいうと『カクヨムのばやい』)、新機能やらを追加したところでアメリカでアプリをリリースしていないんだから、何の意味もなく勝ち組に忖度して、アタイらは割りを食っているのだ。
要するにバカだ。
何をやらかしたかを説明する前にアタイのカクヨムライフについてここで説明をしておく。
まず、アタイがカクヨムを開くのか、だいたい仕事の休憩の時とかスマホでだ。パソコンで見たりとか、iPadはたまに見るとけど、スマホで見るのがアタイの流儀。
で、一応、カクヨムのアプリは入れてあるけど、基本的にアタイはグーグルのブラウザでカクヨムを利用している。
理由は簡単だ。
機能が多いから。
アプリだと作品しか見えないけど、ブラウザからだと、PV数の変化とか、あと参加している自主企画にリンクで飛べるという至れり尽くせり。
一方、アプリの方はと言えば、なんか応援ボタンとかの反応もおせぇ、ツイッターに拡散する機能もねぇ、出てくる情報もすくねぇ。
もはや、ブラウザー様と根岸君(あぷりくん)くらいの差がおできになられとるのじゃ。
だから、別に電池使用量も大して気にしてないから、ブラウザー様を使ってずっと見ていた。ずっと、あなたのことを見ていた。
なのに、なんか昨日、いきなり、いきなり、いきなり、おいなり仕様が変わって、ブラウザー様で作品を押すと、なんか根岸君の方に飛ばされるようになっちまったんだべさ。
なんだ、このクソ仕様は!
と、カクヨムの連絡事項を見たら、『アプリがパワーアップしました』みてぇ、テメェらの成長のハードルどんだけ低いんだ、このクソ野郎。ありがた迷惑じゃこっちは。
お前、オカンが買ってきた服を息子が喜んできてる姿、見たことあんのか? そんなレベルだからな、お前らのパワーアップは。
あと、ずっと言わなかったけど、カクヨムコン4のポスターみたいなのに書かれてる男子高校生らしき絵。あの、かまいたちのボケの方の背の低い奴にそっくりな男の子。歩きスマホしてんなよ。
と、言うわけで、アタイはカクヨムのスマホアプリをアンインストールいたしました。
そしたら、めでたくブラウザからそっちに飛ばされる心配はなくなりました。
何、ブラウザー様を異世界転生させとんねん。ハゲが。
はい、一旦CM。
「黄桜のCM」
うっパッパー うっパッパー ターンと黄桜いっちゃて! 特急便飲んじゃった! ちょっといい気持ち!
(うー!)
ノーメルノーメルノーメルノーメルノーメルノーメルノーメルノーメル
きぃざくらぁ〜。
どぉぉん!
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