応援コメント

プロローグ(習作)」への応援コメント

  • いやあ、相変わらず日竜様、凄いです。

    確かに、こちらの方は本当に悩みながら書いている、という感じがしますね。
    日竜様らしさが欠けている様な気がしました。

    流れとしては、推敲版の方が私も好きです。
    何より、最初の一文。

    「君は空に浮かぶ大地を見たことがあるかい? 」

    モノローグが好きな私の心を鷲掴み!です!
    私の場合は、「何から話そうか」の一文が好きで、かつ簡潔にモノローグをまとめようという意図がありましたが、日竜様の書き方も良いなと思いました。
    関係性も色々書かれていて、分かりやすいです。
    そして、何より冒頭の一文!く、これぞモノローグの醍醐味。脱帽です。

    ですが、習作の方のマリオン大佐とレイジーさんのやり取りも私は好きです。
    特に、アタッチメントあたりの会話に爆笑してしまいました。
    ライネさんのツッコミも良いです。好き。

    あと、ライネさんの葛藤とか色々描かれ方が良かったです。
    私はアップしてから、最初の方の彼女の「恐いけど行かなきゃ」という気持ちをどうしても書けなかったので、凄いと思いました。

    他にもアップされる……のですよね?
    楽しみにお待ちしております!

    作者からの返信

    和泉様、着眼点が細かい!

    「恐いけど行かなきゃ」という所をわざわざ書こうとしてはいませんでした。

    多分、ライネを主人公にという意識が、彼女の葛藤やボクは今こう思っているという部分に、焦点を当てさせたんだと思います。

    私らしさかー、ライネの性格を変えて臨んだ方が、カラッと真っ直ぐに書きやすくなりました。

    マリオン大佐とレイジーはあれ、どっちも酷いこと言ってますね。よくおわかりで。(作者様はマリオン大佐をいさめる役にしてるかも、と完品の方では表現を修正してます)

    習作の方が自分の文章になっているので、台詞(ライネの一人称含む)の間の取り方が自分らしい呼吸になっていて、そこだけ見ると流れがあったり。
    でもキロール様の構成とは合ってないから、話の流れは返ってバランスを崩してますね。

    推敲って、推敲って、いいとこ取りとも違うし……超難しい。

    こちらこそ、鈍足ですが、まだやるつもりです、推敲。お互いファイトですね。

    そちらへも落ち着いたら、遊びに行きます〜。

    編集済
  • 習作版を拝見すると、確かに推敲版の方が、流れがいいなあと、感じました。
    やっぱり、推敲版の最初の一文が好きです~(*´▽`*)

    「読み手自身が「ボクが主人公」だと感じられること、作者自身が「君が主人公」だと物語を任せられること。そんな主人公の描き方」
    またもや、なるほど! です。

    ……日竜様の文章を読んでいると、いかに自分が「なんとなく」の感覚で書いているか、思い知らされます……(><)

    作者からの返信

    ありがとうございます〜。

    自作でも冒頭の一文を書く時が、一番好きかもしれません。レコードに針を置く瞬間。インクを水面に一滴落とす瞬間に似ています。

    スチームパンクは初めて手にする世界感だったので、膨らませた想像が止まんなかったんですが、そんなに詳しくないので、後からちょっと修正したりしてます。
    キュニョーさんを教えてもらったし。石油の前は石炭全盛なのだから、最初の車が蒸気自動車なのは当然だわ、と。
    霧の都のロンドンの霧が産業革命の石炭の煙なのは知ってましたが、スモッグという言葉が生まれたのは最初はこれのことらしく。煤煙が霧の核になって黒い霧が発生するとか。スチームパンクはすべからく白煙だと思ってました、ごめんなさい。

    結局、色々考えても、最終的には感じるままに書く方を優先したいです。大事な場面になるほど、具体的なことを決めるのを避けますね。
    自作ではなんか自然にそうなりました。
    結果、話の方から教えられるようなエンディングになりましたが、見たかった以上のものだったかもしれません。

    なんとなく〜をいちいち言葉にしてしまうから、エラい考えてはるって見えるだけで、推敲においては頭より本能をフル活用してます〜。

  • 推敲版も習作版もライネが生き生きとしておりますね。

    他の方の推敲版ですと、レイジーとマリオン大佐が出てくる場面が一番盛り上がっているように感じられますが、日竜様の作品はライネの動きの方により焦点が当てられているように感じます。

    見せ方、描写の仕方など皆様のもそうですが、参考になります。

    今後も精進させて頂きますね。

    あ、ただ、一つだけ。
    日竜様、「キョーニュー型」ではなく、「キューニョー型」なのです。
    元ネタがニコラ=ジョゼフ・キュニョーなので。

    私も何度キョーニューと打ち込んだ事か……。

    作者からの返信

    ぎゃあ。

    「キューニョー」でいいですか、原作確認したら「キュニョー」ぽい……どうしよう。

    前からなぜ「キョニュー(誤)」なのだろうと思ってました。巨乳かと。ボンキュッボンの土偶みたいな形なんだと。(ひどい)

    プジョーに響きが似てますね、フランス人でした。(関係ないうえに調べた)
    ニューコメンの名前も出てきました。めちゃくちゃかっこいい蒸気自動車。レトロ。これでチキンレースとか書きたいす。(スチパムの舞台は持ってない!)

    本当にすみませんでした!!

    主人公派なので、どんなに脇役に人気があっても、個人的にそっちのが好きでも、群像劇か、話的に意図があるのでない限り、私(作者)はキミの味方だ!(ケツを追いかける気まんまん)という、趣味嗜好があるせいですね。

    特に逆境の主人公には弱いです。(甘くはない)

    習作では行動それぞれを少し、噛み砕きましたが、理解が深くなっても、テンポが悪く間伸びしました。
    改めた方は、説明を冒頭に持って来たら、活劇の中で説明する手間が省け、原文をまま取り入れられたので、展開速度は近いです。

    でもそうした構成ではなく、見せ方としてやりたかったのは、仰ったように語りも視点も彼女を中心に、読み手自身が「ボクが主人公」だと感じられること、作者自身が「君が主人公」だと物語を任せられること。そんな主人公の描き方でした。

    この度はキロール様の作品の胸を貸して頂き、ありがとうございました。

    これからのご執筆も楽しみにしております。

    目指す先を見せて下さい。

    編集済