第361話 幼き日の感動を
園児のころに読んだ「エルマーのぼうけん」「エルマーとりゅう」がおもしろい。
5才児童からとなっているが、感動できた。
最初は煩悩がいろいろ出てきてちょっとずつしか読めなかったけれど、ラストは一気に。
そうねえ。
エルマーがりゅうを助けに動物島へぼうけんに出かける、そのへんの軸がブレずに、どう難関にたちむかっていくかという姿をえがいているから、エルマーのぼうけんは楽しい。
冒険の動機がまず美しいじゃないか!
とらわれのりゅうの子を救いにいく! そのために危険を冒してぼうけんする。
これは異世界ファンタジーの王道じゃあるまいか。
エルマーがりゅうを助けた時、本を抱きしめてベッドの上を転がりまくった。
目的達成するところで感動できたのが自分ながら、うれしい。
それなので、エルマーとりゅうもヨム。
りゅうの背中に乗って家に帰るエルマーの話。
昔、保育園で読んだはずなのになあ。
内容を覚えていなくて、かわりにのめりこんで読んだ。
あらしでりゅうが飛べなくなったのでカナリア島にたどり着き、カナリアの王様の病気を治してあげて報酬をもらう。
これまた王道な感じ。
骨子がしっかりとしていて、気をそらさない。
そろそろちゃんと、小説について勉強したいなと思った。
公募ガイドというものがあり、そこで紹介している講座があるからいくつか受けようと思う。
キャッチコピー講座とか、カクヨムでも生かせそうなものから、ちょっと寄り道して占いライター養成講座とか、コツがわかるエッセイ講座とか、だんだんとハードルをあげてゆき、編集者が教える小説講座なんてのも。
編集者は本づくりのプロだから、いろいろ有意義だと思うんだ。
お金はピーピーだけれど、買うものを節約すれば今年中になんとかできるだろう。
よし、目標はスキルアップ! がんばるぞ。
気合い入れにいこうっと。
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