第301話 言葉があふれて止まらない。

 朝に散歩をしているのだよね。

 で、ノートにペンを持って、短歌を作ろうと感じたこと、考えたこと、見たことを書きつけていくんだけれども。

 言葉が後から後から、だらだらと冗長に続くつづく。


 止まらない。

 なぜだか、今日は短歌が作れなかった。

 一番初めの壁なのかな……? わからないけれども。


 それで、言葉を抜き書きして五か七にできるように単語帳みたいなものを作り始めた。

 にゃんこの餌が入っていた空箱がいっぱいあるから、そこに折りたたんで入れて。

 まだどうするかは、はっきりしてないけれども、そこからランダムに取り出してつかうんじゃないかな。


 季節は秋。

 言葉の風景などという本もチラッと眺めた。

 むずかし気な漢字が垣間見えたので閉じた。


 むかーし、自動で短歌を作るというサイトでいろんな単語を入れて遊んでいたら、次第にわたくし荒らし的存在になってたらしくて。

 同じサイトが、まっさらな状態でUPされてるの見て、またそちらにもぽんぽんぽんと。

『大人気! ハリー・ポッター第二弾!』とか……それは短歌じゃないのではッていうのをね……そうすると機械が憶えちゃって、自動でランダムに単語を組んで句を作るから、『わはははは! ハリー・ポッター第二弾! 秋の夜長にどうぞよろしく』みたいなものが(ないけれど)できあがってしまうわけ。


 迷惑なユーザーだったわ。

 出禁にされなかったのが、ほんと不思議。

 でもそのあとでそのサイト、見れなくなっちゃった。


 惜しかったー。

 面白かったのにー(まだいう)。

 もっとやりたかったわー。






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