第111話 プロット4本作った。

 さすがにキャラクターまで作ったのは一本だけだったけれども、構成とあらすじはその一本を合わせて四本作った。

 相変わらず、同時進行が好きなのと、はるか昔に作ったプロットを今書き起こす苦しさに負けた……。

 なんでも新鮮なうちが華だと思うのよ。


 好奇心が働いてるうちに書いてしまった方が、楽しい。

 それは、寝かせた方がもちろん精度は上がるけれども。

 失敗が少ないのと、失敗の可能性があるのがあらかじめわかるので、寝かせますけども!(そう教わったから)


 爪の形が変わるほど大きなペンだこがじんじんしている。

 学生時代に、ペンだこができるほど勉強するのがよいことなのか、とかいう内容の詩を書いて見せているもとクラスメイトがいたが、なんだかなあ。

 よいこともなにも、自分のために必要だから勉強するのよ? 他になにかあるの? って感じです。


 しかもわたくしがペンだこ作ってたのは主に、イラストと小説の書き写しでだったから、まともな勉強は授業でしかしてない。

 それで卒業できたんだから、たいしたもんだわ(自画自賛)。

 あの時代にそんなアホな詩を書いていたことを後悔するがよいわ。


 時代は遊んだもの勝ちだし、勉強したもの勝ちだったのよ。

 やーい、だまされた~~。

 高校生にもなって「私には普通がわからない」とか言っちゃってんのは重症よ。


 成績上位50名の張り紙にも名前の出てこない子が、「普通って何」って言っても、あなたは普通ヨ! って言うしかないじゃない? 特別な教育施されてきたんなら、親を恨みなさいよ。

 なんで他人に「あなたは特別」扱いされようとしてるの? 冬場にミニスカ履いて、くるくる縦ロールのパーマかけて、それで保健室の常連って、確かに普通じゃないかも。

 普通以下よ。


 まあ、そういうわたくしは、危険を通り越して発狂しちゃったんだけど(大学で)。

 親が病院へいかせてくれないもんだから、仕方がない。

 子供がカウンセラーにかかるのにも、時間がない親だったからね。


 お金があっても、時間がない。

 死ぬ間際の人はお金払っても時間を欲しがるというのに……。

 まったく、とちくるうっていうのよ、そういうお金至上主義。


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