第41話 桃井 萌

「はい! ク~ちゃん…😌☝✨💕」

 ひとりの女子生徒が手をあげた。アイドル志望の美少女 桃井 萌だ。大きな瞳で可愛らしい顔をしていた。


「ン! 萌、何かな…!?」

「その子? 誰…😒✨⚡」

 萌は蘭丸子を睨みつけた。


 明らかに蘭丸子をライバル視していた。声がトゲトゲしい。


「えェ~…っと、彼女は……」

 ボクは立ち往生だ。


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