第37話 観念したように

「ないわよ! 武器は全部、打ち止め!!」

 蘭丸子は観念したように両腕を広げた。フェロモンなのか、甘く蠱惑的な匂いが漂ってきた。



 取り敢えず、蘭丸子を信じ、六年S組へ連れて行った。


 しかし、なンとも異様な格好だ。確かに、本校には制服がないので基本、生徒の服装は自由だ。


 しかしセクシー忍者のコスチュームは水着と変わらないほど露出が激しい。




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