障碍者になって幸せを知った、おっさん
葉隠 如水
第1話 不幸の始まり
今から、8年前の何時もと変わらない朝の目覚めの様に感じられた。
しかし、何か、体に異変が起きていると感じたおっさんは、隣に寝ている奥さんに異常を告げ、肩を借り、、毎朝の様にトイレへと行く。トイレから出て、左の手足の異常であることは歩いてトイレに行き、用を足した動きの中で、すでに分かっていた。
体が,おかしい、奥さんに運転を頼み、すぐ病院へ、おい、何故だ、昨日は問題なしだと言われたのに、おっさんは、一人つぶやく、運転している奥さんも何が起きたか分からない、30分で病院へ着き車から出た、しかし、歩けない、奥さんに動く事が出来ないと告げ、車いすを用意する様にと言っていると、その病院の看護師さんが車いすを押して駆けつけてくれた、どうも、院内から見ていたようである。
おっさん、看護師さんに事情を伝える、昨日、見てもらって異常なしと言われたのに、なぜ、看護師さんもおっさんを覚えていたらしく、知っています、とだけ告げ待合い室におっさんを移動させ、暫くお待ちくださいと言い立ち去り、暫くしてこれから、大学病院へおくります、夫婦は何が起きたか、言われるまま従うだけ、その後、大学病院へ着き、台に乗せられされるがまま、まるでまな板の上の鯉、状態。検査が一通り終わった様で、人が少なくなり看護師一人と奥さんのみ、ここは、病室では無い、治療室みたいだ、おっさんが看護師に問いかける。言葉は出るようだ、私は何で、看護師さん一言、 脳梗塞です。
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